生理痛は、鍼灸治療で治りますか？

■生理痛

筋肉のけいれんが原因です。
人の体の筋肉は、横紋筋と平滑筋からなっています。横紋筋は一般的な手足の筋肉で、平滑筋は内臓の筋肉です。手足の筋肉がけいれんをおこすように内臓の筋肉もけいれんをおこします。子宮がけいれんを起こすことが生理痛の原因です。

子宮に筋腫があったり、内膜症が原因で他の臓器に癒着していると子宮がけいれんを起こしたときに生理痛が強くなります。月経の周期の中でホルモンのバランスが崩れたり、子宮を収縮させるプロスタグランジンの量が増えたりすると、平滑筋由来のがまんのできないけいれん痛がでます。

※「患者様の声」は、個人の感想です。

私たちは、産科・婦人科の先生とは違った角度から検査をします。私たちは、自律神経のバランスが整っていれば、治る力が目をさます、という東洋医学的な発想で検査と治療をします。早めに原因を探しましょう。原因を調べて治療をすることで、健康的な体を取り戻すことができます。

モアレトポグラフィー

背中のゆがみの状態を観察します。手術後に陰部神経の痛み悪化する患者様はもともと腰の悪い患者様が多いので陰部神経の圧迫状態を含めて腰の状態を観察します。

サーモグラフィー

自律神経の異常は皮膚表面の温度変化に現れるため、サーモグラフィーを使った検査をします。

エコー

筋肉の働きが弱っている箇所を特定でき、効果的な治療を行えます。

生理痛を治療する

ホルモンのバランスを整える

ストレスでバランスを崩した卵黄刺激と黄体ホルモンのバランスを整えます。バランスが整うことで子宮を収縮させるプロスタグランジンの量を整えます。月経前症候群（PMS）にも有効な治療法です。

体の機能を整える

鍼治療をすることで、ホルモン・自律神経のバランスを整え、脳を元気にすることで生理痛を治します。

鍼治療をすると、姿勢筋の緊張が取れて自然に重心がそろいます。歪みが治ることによって腰への負担が減り、生理痛がよくなります。

ホルモンのバランスが崩れると背中の温度が低下します。回復に従って機能が下がっている卵巣側の温度が遅れて回復してきます。

自律神経を整える

スーパーライザーを使って腹部の交感神経を治療することで自律神経のバランスを整えて血流を改善させる治療をします。

治療回数について

2週間に1回の治療が必要です。

自律神経を治療することで黄体ホルモンのバランスを整えプロスタグランジンの生成を抑えます。月経前症候群（PMS）を含めてイライラ、頭痛、胃痛、乳房痛、肩こり、だるさ、集中力低下を含めた生理痛を治療します。

※3か月（6回）の治療を1クールとし、自律神経の異常を検査します。検査結果によりその後の治療計画を提案します。

費用について

痛みの部分だけを治療する対症療法と、治らない原因までさかのぼって治療をする原因療法があります。発症から時間が経過しているほど原因療法がおすすめです。治療に必要な範囲は サーモグラフィーと モアレトポグラフィーで検査のうえご提案します。

事前に治療見積もりを作成しますので、予算に合わせて治療範囲を決めることも可能です。

※初診時に、3,780円の検査費用がかかります。
※保険が適応できない場合、5部位までは1部位600円となります。
※鍼治療をした場合、1本20円前後の鍼材料費がかかります。

治療部位・使える保険

治療費・材料費