眼瞼けいれんのよくある質問

●更新 2026.08.26
この記事の執筆者

私が書きました
森上鍼灸整骨院 鍼灸師 相良 明範
眼瞼けいれんの治療経験37年。医師とは異なる検査【医療用サーモグラフィ】を取り入れ、のべ20万人を検査、治療成果を上げる。眼瞼けいれんの鍼治療に欠かせない、自律神経・ストレス状態をデータから読み解き、患者さんひとりひとりに合わせた治療を行っている。
よくある質問をまとめました

ご予約について
電話でのご予約は3ステップ。ホテルのご紹介から本予約までの流れをご案内します。
- 予約はどのようにすればよいですか?
当院へのご予約は、すべてお電話にて承っております。
遠方からお越しいただく患者さんが多く、土地に不慣れな状態でのご来院となる場合がほとんどです。
宿泊先の確保まで含めて、確実にご予定を組んでいただけるよう、以下の3ステップでのご予約をお願いしております。
1.お電話での「仮予約」
まずは当院にお電話いただき、治療をご希望される日程をお伝えください。眼瞼けいれんの鍼治療は、14回ワンクールで治療を続けて検査をします。
一日に複数回治療をすることも可能なので、滞在日数はご希望に応じてご相談いただけます。
電話でのご相談を通じて、ご都合に合わせた回数・滞在日数を決めていきます。
※当院は予約制のため、お時間帯によりスタッフ全員が施術や休憩などで電話に対応できないことがございます。
確実にお電話がつながる時間帯は【午前7:00〜午後1:00(13:00)】です。

2.「ホテルのご紹介・確保」
仮予約のお電話の際、滞在日数が決まりましたら、その場で当院近隣のホテルをご紹介いたします。また、須坂駅・長野駅から当院までの無料送迎についてもご案内いたします。
なお、長野市内にご宿泊される場合は、ご予約状況によって送迎をお受けできないことがございますので、あわせてご相談ください。
土地に不慣れな方でも安心してご準備いただけます。
ご紹介をもとに、ご自身でホテルをご予約ください。

3.当院へ再度ご連絡をいただき「本予約」
ホテルの手配が完了しましたら、再度当院へご連絡ください。これをもって「本予約(確定)」となり、スケジュールが正式に決定いたします。
体調へのご負担を考慮し、計画的に治療を進めるための仕組みとなっております。
まずは確実な時間帯(7:00〜13:00)にお電話ください。
- 急に通院できなくなった場合はどうすればよいですか?
体調不良などで通院が難しいと分かった時点で、お電話にてご連絡ください。
なお、送迎車をご予約いただいているケースでは、手配の都合上、前日までにご連絡をお願いいたします。
費用について
お支払い方法や予算に応じたご相談についてまとめました。
- 予算の範囲で治療ができますか?
検査結果をもとに、お一人おひとりに合わせたお見積りを作成いたします。
当院では検査結果に基づき、ご予算に応じて治療範囲を決めることも可能です。
また、治療を進めていく中で、お見積りの内容を見直すこともできます。
ご予算について気になる点がございましたら、ご相談ください。
- カードはつかえますか?
お支払いは現金のみとなっております。
療養費(保険)を扱う関係上、現金でのお取り扱いとさせていただいております。ご不便をおかけいたしますが、ご了承ください。

ご来院・滞在について
来院時間や服装、駐車場、送迎など、通院にあたって知っておきたい情報をまとめました。
- 何分前に来院すればよいですか?
初診の方は、予診票のご記入などがございますので、20分前にはご来院ください。
- 治療間隔はどのようになりますか?
まず14回(1クール)の鍼治療を集中しておこない、その後検査をして治療の効果を確認します。
検査結果をもとに、今後必要と考えられる治療回数を当院からご提案いたします。
ただしその後の通院ペースは、ご提案をもとに、患者さんが実際に通院できる範囲をご相談しながら一緒に決めていきます。
ご家族の事情やお仕事などにより、毎回同じ間隔で通院することが難しい方もいらっしゃいますので、無理のない範囲で治療を継続いただくことが何より大切です。
- 治療にあたり、必要なものはありますか?
お薬手帳をお持ちください。
アプリで管理している方は、二年前までさかのぼってお薬の資料をプリントアウトしてお持ちください。
方法が分からない場合は、お手伝いできますので、来院時にお申し付けください。

- どんな服装がいいですか?
普段の服装でお越しいただいて結構です。
当院で診察着をご用意しておりますので、来院後にお召し替えいただきます。
ベッドは個室となっておりますので、お着替えの際だけでなく、治療中も周りの目を気にせずお過ごしいただけます。
- 待ち時間はありますか?
通常は予約のお時間どおりにご案内しております。
ただし、他の患者さんへの急なご説明やご相談などが入った場合には、お待ちいただくことがございます。
- 皆さん、どんな手段で通院されていますか?
患者さんによって様々ですが、初めはご家族と一緒にお車で来院される方が多いです。
お一人での通院の場合は、列車をご利用される方もいらっしゃいます。
その後、お一人でお車で通院される方も多くいらっしゃいます。
- 無料送迎は使えますか?
県外からお越しで1日複数回治療される方は、須坂駅・長野駅または宿泊先への無料送迎をご利用いただけます。
長野市内にご宿泊される場合は、ご予約の混雑状況によって送迎をお受けできないことがございます。
詳しくは、ホテルをご検討の際にご相談ください。
- 駐車場はありますか?
当院専用の駐車場(30台分)をご用意しております。
車椅子の乗り降りもしやすい広さを確保しております。
院内も完全バリアフリーとなっており、車椅子でも安心してお過ごしいただけます。
- 待合室で飲食はできますか?
食べ物のお持ち込みはご遠慮いただいております。
お飲み物につきましては、待合室に設備がございますので、コーヒーや紅茶などを無料でお召し上がりいただけます。
- 付き添いの家族は、治療中どこで過ごせますか?
待合室にゆったりとした腰掛けをご用意しております。
付き添いの方の専用スペースはございませんが、こちらでお待ちいただけます。
また、車で20〜40分ほどの範囲には、イオンモールでのお買い物や、ゴルフの練習、日帰り温泉施設など、過ごし方の選択肢も多くございます。
季節によっては、りんごやシャインマスカット、栗などの特産品を求めて足を運ばれるご家族も多いです。

病気に関する質問
誤診が多いのは、なぜ?
- 眼瞼けいれんはどんな病気ですか?
自分の意志に関係なく、目があけにくくなる病気です。眼瞼けいれんの症状は目に現れますが、目が悪いわけではなく脳の運動バランスを調整する部分の異常が原因です。ストレスが原因になることが多いのですが、睡眠薬や安定剤の副作用のことも多く、性格的に几帳面な方がなりやすい病気です。
- 眼瞼けいれんは何科に受診しますか?
とても誤診の多い病気です。発症からかなり経って診断がつくケースがほとんどです。脳内に異常がないかは脳外科で検査をします。治療は神経内科と眼科、手術は形成外科、お薬の副作用が原因の場合は神経内科を受診します。お薬の副作用が心配な方は鍼灸院での治療も効果的です。
- 眼瞼けいれんはどのくらいで治りますか?
眼瞼けいれんが発症してからの期間によります。眼瞼けいれんは、脳内に自然に目が閉じる神経回路が出来上がったために起こります。神経回路が繰り返す動作でしっかり出来上がってしまうと、治すことができないケースもあります。特に鍼灸治療は根本的な解決をする治療なので、目を閉じる神経回路が出来上がる前に早めに治療することがおすすめです。
- 薬の副作用で眼瞼けいれんは起こりますか?
安定剤や睡眠薬が原因で起こることが知られています。お薬を出されている神経内科の先生に相談してお薬を変えてもらうか、量を減らす相談をしましょう。神経内科の先生の中にはお薬の量を減らすことや、お薬が原因のジストニアについて否定的な先生もいることがあるので、そうしたケースでは大きな病院でセカンドオピニオンを考えるのも効果的です。
- ボトックスは効果があると思いますか?
保険も適応できるので、眼瞼けいれんの治療の第一手段だと思います。私はボトックスを打つ立場ではないのですが、角膜を傷める可能性や患者さんの精神状態、抗体ができると効きが悪くなる等の要素が絡むので、打ち手の職人技に頼る要素が多い治療だと思います。
- ボトックスの後遺症はありますか?
顔面神経にボトックスを打ちすぎると、病的な共同運動が出ます。ボトックスは人為的に顔面神経の麻痺を作り出すので、回復過程で顔面神経が混線することが多くあります。
- 眼瞼けいれんとドライアイの違いは何ですか?
眼瞼けいれんは、運動バランスを整える大脳の基底核の異常で起こります。ドライアイは涙の中の油成分が少なくなることで起こります。実際、眼瞼けいれんとドライアイは併発することがあるのですが、誤診も多くドライアイと言われて治療をしていて、眼瞼けいれんが悪化することが多いです。
- 誰でも鍼の効果は出ますか?
眼瞼けいれんの発症からの時期を選んで、技能がある鍼灸師が施術をすれば治療効果が上がります。ただ鍼灸師は職人なので、鍼灸師の技能や知識にかなりのばらつきがあるのが現状です。眼瞼けいれんの治療には、分院が多い鍼灸院よりも開業歴の長い鍼灸院が良いと思います。また、サーモグラフィーやエコーのような検査器機の設備がある鍼灸院がおすすめです。
- 鍼は体のどこに打って治療をしますか?
眼瞼けいれんは目の周りに現れる局所性のジストニアと言われますが、全身にジストニアが出ている(筋肉の緊張が高まっている)ことが多いです。サーモグラフィーで全身の温度をマッピングして異常がある部分に鍼治療をしています。
- 時間が経ってしまった症状でも治りますか?
眼瞼けいれんは軽症~重症まで多岐にわたります。時間経過だけが重症度の要因ではないので、発症から時間が経過していても良くできることも多くあります。
- ドパミンとはなんですか?
脳の黒質で作られる脳のホルモンです。多幸感を感じたり、カラダのスムーズな動きを調整したりします。過剰になるとハイな状態になったり、カラダが過剰に動くジスキネジアの状態になります。少なくなると無感情になったり、すくみ足のようにカラダがスムーズに動かなくなります。
- 鍼はどんな効果があるのですか?
末梢神経を刺激することで、脳のホルモンバランスを整えることができます。脳内には100種類程度のホルモンが見つけられていて、人はそのホルモンで体調を整えます。これを自然治癒力と言います。鍼治療はそのホルモンに働きかけて、カラダの治癒力を高めます。そのホルモンの1つがドパミンです。
- どの程度治療の効果はありますか?
眼瞼けいれんは良いお薬ができて、お薬のコントロールで状態を維持できます。ただ、お薬に慣れてしまって効きが弱くなったり、副作用で起立性低血圧で意識を失うことも多いです。そうした状態にならないように、鍼治療では体のベースを高めて体調を整えることや、進行を緩やかにする効果があります。
- どんな注意が必要ですか?
カラダを動かす習慣をつけましょう。転倒するとケガにつながる時は、四つん這いで這うことやカラオケをして喉を使ったり、大きく深呼吸することが効果的です。特にライオンやキリン、ゴリラの歩き方をマネするだけで体調が改善します。じっとしていると症状が進行するので注意をしましょう。
- どんな間隔で通院したら良いですか?
1週間に1回~2回の治療をします。1~2か月に1回、サーモグラフィーとエコーで筋肉の代謝状態と線維の太さを調べます。その状況に合わせて治療間隔を打ち合わせております。
- なかなか通院できないのですが、治療はできますか?
ご家族の都合や、遠方のため頻繁に通院できない時もご相談ください。ご家族に、家庭でしていただきたい運動を説明致します。外に出ていないと精神的にも負担がかかるので、通院できる時にご家族で通院されると良いと思います。