網膜色素変性症のよくある質問

●更新 2025.05.21
よくある質問
- 網膜色素変性症はどんな病気ですか?
脳の中でドパミンを作る神経細胞が少なくなっていく病気です。ドパミンは幸せを感じたり、やる気を出したり、神経の運動を調整するホルモンなので、うつ状態になったり、意欲がなくなったり、手足が震えたりして徐々に行動できなくなる進行性の病気です。
- ドパミンとはなんですか?
脳の黒質で作られる脳のホルモンです。多幸感を感じたり、カラダのスムーズな動きを調整したりします。過剰になるとハイな状態になったり、カラダが過剰に動くジスキネジアの状態になります。少なくなると無感情になったり、すくみ足のようにカラダがスムーズに動かなくなります。
- 鍼はどんな効果があるのですか?
末梢神経を刺激することで、脳のホルモンバランスを整えることができます。脳内には100種類程度のホルモンが見つけられていて、人はそのホルモンで体調を整えます。これを自然治癒力と言います。鍼治療はそのホルモンに働きかけて、カラダの治癒力を高めます。そのホルモンの1つがドパミンです。
- どの程度治療の効果はありますか?
網膜色素変性症は良いお薬ができて、お薬のコントロールで状態を維持できます。ただ、お薬に慣れてしまって効きが弱くなったり、副作用で起立性低血圧で意識を失うことも多いです。そうした状態にならないように、鍼治療では体のベースを高めて体調を整えることや、進行を緩やかにする効果があります。
- どんな注意が必要ですか?
カラダを動かす習慣をつけましょう。転倒するとケガにつながる時は、四つん這いで這うことやカラオケをして喉を使ったり、大きく深呼吸することが効果的です。特にライオンやキリン、ゴリラの歩き方をマネするだけで体調が改善します。じっとしていると症状が進行するので注意をしましょう。
- どんな間隔で通院したら良いですか?
1週間に1回~2回の治療をします。1~2か月に1回、サーモグラフィーとエコーで筋肉の代謝状態と線維の太さを調べます。その状況に合わせて治療間隔を打ち合わせております。
- なかなか通院できないのですが、治療はできますか?
ご家族の都合や、遠方のため頻繁に通院できない時もご相談ください。ご家族に、家庭でしていただきたい運動を説明致します。外に出ていないと精神的にも負担がかかるので、通院できる時にご家族で通院されると良いと思います。
著者情報

私が書きました
森上鍼灸整骨院 鍼灸師 相良 明範
お医者様の治療で効果がなかった家族の体調不良をきっかけに、鍼灸師になることを志す。現在は、総合診療科の治療をメインに取り組む。感情が表にあらわれにくいが、優しさは人一倍。心と体の不調に悩まれている患者様に寄り添い、支えになれるような治療を心がけている。