パーキンソン病は治った人がいるか?
現代の標準的な医学においては、パーキンソン病を完全に治療する(完治・根治)方法や、病気の進行を完全に停止させる治療法はいまだ確立されていません。
そもそも診断が難しい
現代の標準的な薬物療法(L-ドパなど)や脳深部刺激療法(DBS)、リハビリテーションを早期から適切に組み合わせることで、症状を極めて良好にコントロールし、健常者とほぼ変わらない社会生活を送ることが可能になっています。 かつては寿命を縮める病気とされていましたが、治療技術が向上した現代では、合併症を予防しつつ適切な治療を続けることで、健康な人とほぼ変わらない寿命(天寿)を全うできる時代になっています。
補完代替医療や独自の運動療法による「完治・克服」の報告
お手元の資料の中には、標準医療の枠組みを超えた「東洋医学(鍼灸)」や「自律神経免疫療法」、あるいは独自の運動理論に基づく「リハビリ(セラサイズ)」によって、「完治した」「病気から解放された」とされている事例があります。
鍼灸治療(東洋医学)による事例
自律神経の過緊張をほぐし、脳の血流を改善させる全身のハリ治療や自律神経免疫療法を施した結果、手のふるえや歩行障害、嚥下障害などの症状が消失した症例が報告されています。
- 薬の副作用に苦しんだ後、ハリ治療に切り替えて数ヶ月でふるえや突進歩行が治まり、「いちおうの完治をみた」とされる71歳女性のケース。
- 重症度分類でⅢ〜Ⅳ度(介助が必要な一歩手前)の状態から、ハリ治療によってほとんど症状が残らないⅠ度まで改善した61歳男性のケース。
- ハリ治療によって自律神経バランス(リンパ球の比率)が整い、脳脊髄液中のドパミン量が実際に2倍以上に増え、完治に至ったとされる50代女性のケース
独自の運動リハビリ(セラサイズ)による事例
脳科学と細胞学を応用し、日常では行わない動きで脳に刺激を入れるリハビリプログラムを通じて、使える筋肉を増やして改善・完治を目指す取り組みが行われています。
- 診断後に薬に頼らずこのリハビリと生活習慣の見直しを行い、今ではスキーを楽しめるほど回復して「パーキンソン病からすっかり解放された」とされる66歳男性のケース。
- 薬が切れた時間帯(ウェアリング・オフ)に歩行器を使っていた女性が、転倒しなくなり、歩行器なしで歩いて一人旅ができるまでに回復したケース。
根治(根本治療)に向けた最新研究の現在地
現在、脳内に異常タンパク質(α-シヌクレイン)が蓄積することを防いだり、進行そのものを遅らせ・停止させたりする**「疾患修飾療法(DMT)」**の研究が世界中で進められています。
iPS細胞による再生医療
京都大学などで実施された治験では、iPS細胞から作製したドパミン神経前駆細胞を脳の線条体に移植し、安全性と一定の運動症状改善が確認されています。ただし、これは「不足しているドパミンを脳内で持続補充する」治療であり、神経の変性そのものを完全に止めるわけではないため、現時点では「完治」というほどの強い効果はなく、高度な対症療法としての位置づけになります
抗体療法や遺伝子治療
- 異常なα-シヌクレインの蓄積を抑制する抗体治療や、ドパミンを作る酵素の遺伝子を脳内に直接導入する遺伝子治療の治験も活発に行われており、遠くない将来に病気そのものを止める根本治療法が確立されることが強く期待されています。
まとめ
このように、標準医学の立場では「病気の進行を完全に止めて元に戻す根治療法(完治)はまだ研究段階」ですが、適切な医療とリハビリを組み合わせることで**「病気の影響を最小限に抑え、実質的に健康な状態を保つ」ことは十分に可能**です。また、鍼灸や独自の運動療法を根気強く続けることで、症状を克服した個人レベルのケースも複数記録されています
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当院について
森上鍼灸整骨院
院長 吉池 弘明
森上鍼灸治療では、西洋医学の代替医療として鍼灸治療に取り組んでいます。 顔面神経麻痺や突発性難聴の患者様には、臨床経験20年以上の鍼灸師がチームを組んで治療にあたります。
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