腰痛でやってはいけないこと
腹筋運動をすると腰痛悪化するので注意をしましょう。腹筋だけでなく、無酸素運動が入るジムでのトレーニングでも、原因不明の腰痛が悪化することが多いです。痛み止めを使って動くと腰痛が慢性化したり天候の変化でぎっくり腰を繰り返すようになるので注意をしましょう。
ランニングの腰痛って?
背中が曲がると、頭の位置が重心線からずれてしまいます。目の位置もずれるため、動体視力が下がりパフォーマンスが頭打ちになります。関節の軸がずれるため無理を続けると、腰椎分離症や椎間板ヘルニアになることもあります。
でも心配いりません!
原因何らかの原因で腰だけが動くために、腰を痛めます。腰だけが動くことが習慣となると、全ての動作で腰に負担がかかり、最悪のケースでは分離症や椎間板ヘルニアになってしまいます。腰だけが動く原因は、大きく分けて精神的な部分と身体的な部分があります。
精神的な原因で悪化する腰痛
試合に対するプレッシャーや不安、過去の失敗がトラウマとなってフォームが変わってしまうと体を痛めます。自分のフォームが変化しているのに気が付かず、練習量だけを上げていくと動かしやすい部分に負担がかかるためです。腰は他のパーツに比べて動かしやすい部分なので、初めに腰痛が悪化することが多くあります。
身体的な部分で悪化する腰痛
同じ練習だけを続けていると、重心が徐々にずれてきます。同じ動作での運動連鎖は整いますが、違う動作への切替が瞬時にできなくなり腰を痛めます。反復練習で胸椎と股関節は固くなる傾向があるので、間に挟まれた腰だけが動いて腰痛が悪化する傾向があります。
症状
動き始めに腰が痛みます。体が温まると腰痛は良くなりますが、翌朝また痛みます。腰痛が続いた場合、練習を休むと腰痛が良くなりますが、練習を再開するとまた腰が痛み出します。
慢性的な腰痛がピークに達した時、急激な腰痛始まります。成長期では腰椎分離症になることが多くなります。成人になってからは、椎間板ヘルニアになることが多くなります。
モアレトポグラフィー
体の重心バランスを調べます。
体の重心バランスが崩れると、腰に負担がかかり、痛みが強くなります。。重心のバランスを整える治療をすることで、自然な体の動きが戻ると腰の健康を取り戻すことができます。
ランニングの腰痛の原因までさかのぼって治療するために必要な検査です。
サーモグラフィー
体温の異常を探します。
筋力の低下や関節炎があると体温の異常として現れるので、全身の体温分布を調べることで、ランニングの腰痛の原因を探します。体温の異常部分を治療することで、筋力の低下や関節炎の原因を治すことができます。また、尿酸やカルシウムの代謝も良くなり、 ランニングの腰痛の原因を治すことができます。
衰えだした体の異常を早期に発見して、健康的な腰を取り戻すために必要な検査です。
エコー
筋繊維の萎縮を調べます。
左右の筋繊維の萎縮を調べることで、脚の衰えが事前にわかります。足の筋肉は第二の心臓と呼ばれ体の循環や代謝にもかかわるので、筋線維の萎縮を事前に治療することで、重心バランスを整え、筋力の低下や関節炎の原因を治すことができます。
体の土台を治療して、健康的な腰を取り戻すために必要な検査です。
オージオグラム
聴力を調べます。
ランニングの腰痛の治療には聴力の測定が不可欠です。オージオグラムは当院にて測定します。オージオグラムの測定にあたり、私たちは、耳鼻咽喉科の先生とは違った角度から聴力の測定をします。
聞こえるかよりも、聞き分けられるかを検査します。
病院での治療
痛み止めや、炎症を抑えるステロイドが使われます。痛みや炎症が抑えられた後は、抗リウマチ剤を使って、その後の悪化を防ぎます。
対症療法
体操療法
ストレッチや軽い運動で体の血液循環を改善します。
腰痛ベルト
腰のぐらつきや、筋力の低下を補強するように、腰痛ベルトを使います。症状にあった腰痛ベルトを使うことで腰の負担を軽減できます。アジリティのレベルにより3タイプの腰痛ベルトを使い分けます。
薬物療法
痛み止めや湿布が使われます。痛み止めは選手生命を縮めるので、使わないことが賢明です。
トレーニング
自分の行動を確認しながら、脳の間違った感覚を修正していきます。体幹の筋肉を鍛えて、体の各部がバランスよく動くようにします。必要なら、フォームも改善も行います。
原因を治療する
ランニングの腰痛に対して、電気治療と鍼治療を併用して効果を上げています。体の協調運動が原因の腰痛は、モアレトポグラフィーとサーモグラフィーで確認することで腰の異常を早期に見つけることができます。
腰を治療する
身体のインナーマッスルを直接刺激して柔らかくします。固まった関節が柔らかくなるので腰の機能が戻ります。
腰の機能不全が長く続くと、その状態が正常だと脳が記憶するため、腰痛が治らなくなることが有ります。そう言った障害を総合的に治療できるのも鍼治療の特徴です。
体の機能を整える
身体のインナーマッスルを直接刺激して柔らかくします。固まった関節が柔らかくなるので腰の機能が戻ります。
腰の機能不全が長く続くと、その状態が正常だと脳が記憶するため、腰痛が治らなくなることが有ります。そう言った障害を総合的に治療できるのも鍼治療の特徴です。
治療前
治療後
鍼治療をすると、姿勢筋の緊張が取れて自然に重心がそろいます。体全体に均等に負担がかかるので、ランニングの腰痛を防ぎます。
治療前
治療後
青い部分がストレスで血流が悪い場所です。深部のコアな筋肉のけいれんがとれると、腰の血流が再開されます。関節が正常に動きだして腰痛が良くなります。
※手術後の腰痛が長く続くと、脳が痛みに対して過敏になって、 痛み止めの効かない腰痛になります。早い機会に鍼治療をすることがおすすめです。
ランニングの腰痛を治すコツ
成長期では腰椎分離症に注意をする!
腰椎分離症になってしまうと、一生の競技人生でハンデを背負い込むことになります。
成人になってからは協調運動を大切にする!
体ができあがってからは、得意なとこだけを使いすぎることに注意をします。通常行っているフォームや練習を逆方向からすることで、全体のバランスが整えられます。
人間は、30才を境に筋肉の性質が変わります。
人によって差はあるものの、白い筋肉が減って、赤い筋肉が増えだします。
赤い筋肉が増えると、無酸素運動ですぐに固くなってしまします。鍛えれば鍛えるほど筋肉と関節が固くなるので、ケガをしやすくなります。運動後は時間をかけてストレッチをするようにしましょう。
腰痛分離症は必ず腰痛ベルトを使いましょう!