膝関節リウマチに鍼治療は効果的?
鍼治療は、膝まわりの血のめぐりを良くして、炎症をやわらげることで痛みやこわばりの軽減が期待できます。
自然治癒力を引き出すことで、関節の動きがスムーズになり、痛みがやわらぐ方も多くいらっしゃいます。さらにサポーターを組み合わせると、膝への負担を減らせるため、変形の進行予防にも役立ちます。
膝の炎症と痛みをやさしくケア
膝関節リウマチは、体の免疫バランスがくずれて起こる慢性的な炎症です。
鍼治療では、炎症をしずめながら血流を良くして、膝の腫れや痛みを和らげます。
また、股関節や足首など全身の動きも整えることで、膝への負担をやさしく減らします。
薬の量を減らしたい・手術を避けたい方に
薬の副作用や手術への不安から、できるだけ自然な方法で体を整えたいという方に、鍼治療はおすすめです。
安全性が高く、女性ホルモンの変化による不調が出やすい中高年の女性にも、やさしく作用します。
実際にみられる改善の例
膝の腫れやこわばりが軽くなる
鍼治療で炎症がしずまり、膝の腫れやこわばりが少なくなる方が多くいらっしゃいます。
サポーターを使うことで日常生活でも膝を守り、痛みの出にくい状態を保てます。
治療前
治療後
【膝関節リウマチ患者様のサーモグラフィ】
治療前に赤く映っていた炎症が、治療後には緑に変わり、血流が改善された様子が見て取れます。
膝の負担をやわらげて、動きやすい体へ
膝だけでなく、股関節や足首のかたさも膝関節リウマチの悪化につながることがあります。
鍼治療で体全体の動きを整えると、膝への負担が減り、痛みや変形の進行を防ぐことができます。
また、ご自身の症状に合ったサポーターを使うことで、より動きやすく安心して過ごせるようになります。
治療前
治療後
【膝関節リウマチ患者様のモアレトポグラフィ】
治療後は、体のラインが中心に整い、姿勢や重心バランスが安定していることが分かります。