モートン病は、鍼治療で治りますか？

■足底が痛くなる原因

モートン病は、 足の付け根部分の神経が圧迫され、歩くと痛みやしびれなどが生じる足底疾患です。モートン病はヒール、パンプスの負担が原因で女性に多く見られます。痛みや治療制限のない鍼治療でしっかり治しましょう。

※「患者様の声」は、個人の感想です。

私たちは、整形外科の先生とは違った角度から検査をします。モートン病の原因を全身症状から調べます。自律神経や左右の脚力の違いが原因の場合もあるので、早めに原因を探しましょう。原因を調べて治療をすることで、再度足底に痛みのでない健康な足を取り戻すことができます。

モアレトポグラフィー

モアレポトグラフィーで重心バランスを確認します。

サーモグラフィー

医療用サーモグラフィーを使って、筋肉の炎症を確認しながら治療をすすめます。

エコー

超音波エコーで足底の炎症状態や靭帯の負担、近接の血流量(圧迫具合)を確認します。

原因を治療する

足底の手術を考える前に、自分の本来持っている治癒能力、身体のバランスを高めて治すことをお勧めします。 骨膜を治療することで、質の良い関節の油が出るようになります。また、筋力をつけるリハビリをする前に、負担がかかっている筋肉の循環良くします。圧迫で起こった神経炎を治療します。

足底の痛みを治療する

足底の負担になる原因を取り除くため、股関節や下肢の鍼治療を行い、全体の血液循環を高めます。神経腫の圧迫は、特殊な鍼通電治療が効果的です。

身体の機能を調節する

背骨に側弯があると、片側の足底への荷重に無理が掛かり関節を痛めたり、左右のアンバランスが筋肉に負荷をかけ代謝が悪化したりします。重心バランスを整えることで正常な姿勢を取り戻します。

いずれの場合でも、「自己治癒力の限界を超えた長年の負担で疲れ切ってしまった状態」を取り戻す治療になります。

鍼治療をすると、姿勢筋の緊張が取れて自然に重心がそろいます。体全体に均等に負担がかかり、足底にかかる負担を防ぎます。

青い部分がストレスで血流が悪い場所です。重心バランスが悪く負担の掛かっていた場所が、徐々に均一になってきています。背中の部分が均一になると、ホルモンバランスも安定します。

(後ろ)ふくらはぎの血流が悪い状態です。筋肉を十分に使えてない状態です。 (前)徐々に血流も改善していますが、片足荷重が多くなるため、静脈瘤がみられます。

状況に合わせて使う

歩くことが多い時

患部の負荷を減らす目的でハイヒールは避け、かかとが低い靴や足底の衝撃吸収性が高いスニーカーなどを選びましょう。インソールを入れたり、アキレス腱等のストレッチをしたりすることも効果的です。又、アドバンス、エルゴグリフクラッチ杖などもおすすめです。クラッチ杖を使う目的は支えるためではなく、重心バランスを調整することと、ふくらはぎを使って歩くことが目的です。

足首サポーターの効果

足首サポーターは、使用する状況・症状に合わせて適切なサポーターを使用することが大切です。
正しく使えば、最大限の効果を発揮し症状もより早く快方に向かいます。
サポーター選びについて、わからないことがあったら気軽にお問い合わせください。

治療回数について

腫れが改善するまでは、毎日の治療が必要です。
2週間ごとに検査のうえ、その後の治療頻度をご提案します。

費用について

足関節だけを治療する対症療法と、モートン病の原因までさかのぼって治療をする原因療法があります。発症から時間が経過しているほど原因療法がおすすめです。原因療法に必要な治療範囲は サーモグラフィーと モアレトポグラフィーで検査のうえご提案します。

事前に治療見積もりを作成しますので、予算に合わせて治療範囲を決めることも可能です。

※初診時に、5,940円の検査（モアレ＋サーモ＋エコー）費用がかかります。
※自賠責保険、労災保険の適応にならない部位は、5部位までは1部位600円、6部位以降は1部位300円となります。
※5部位（1部位600円の部分）は、条件がそろえば健康保険の適応ができます。
※鍼治療をした場合、1本20円前後の鍼材料費がかかります。
※治療範囲や治療回数によって治療効果に差がでます。

治療部位・使える保険

対症療法（鍼灸院の療養費）と、原因療法（鍼灸院の療養費＋整骨院の療養費＋自費での治療21部位）の治療例

治療費・材料費