整骨院の治療頻度はどのくらいですか？

機能を治すか、症状を治すかで違います。

体の動きを取り戻して痛みを無くすか、痛みの出ない姿勢で体を固めてしまうかで、治療頻度が違います。動きを取り戻すには、広い治療範囲と頻繁な治療が必要です。この頃では、時代の変化とともに、体の機能を保ちたいという患者様が多くなっています。

しっかりした治療が必要です。

痛みは体が壊れる警告反応なので、痛み止めを使って動くと体を壊してしまいます。痛み止めでこじれたケガは、体の奥を壊すので、インナーマッスル・靭帯を含めた頻繁な治療が必要となるケースが多くあります。

関節のかみ合わせを整えるとともに、鍼治療を併用してインナーを治療すると効果があります。

広い範囲の治療が必要です。

過去のケガや、同じ動作の繰り返しが原因で起こるケガです。体の関節の動きが悪くなっているケースが多くあります。関節の動きをすべて確認して、動きの悪い関節を治すことが必要です。リハビリ的な要素を含むので、頻繁な治療が必要となることが多いケガです。

長期の治療が必要です。

痛み止めで痛みだけを抑えて動いたり、痛みだけを出さないように治療したりすると、一部の関節に負担が掛かって、関節がすり減ってしまいます。すり減った関節がぐらついて、更に小さなケガを繰り返します。

膝や腰に多いケガで、根本的な治療をするには、頻繁で長期の治療が必要です。

体の傾きや捻じれを調べます。

初診時

2週間後

痛みをかばって生活をすると、人の体は大きく傾いて、ゆがんでしまいます。モアレトポグラフィーは、家の傾きを検査するようなもので、レントゲン検査やMRI検査で異常が出る前から、体の異常を確認できます。通常、2週間、毎日治療した後にモアレトポグラフィー検査をします。その結果で、1週間あたり何回の治療が必要か、また、治療範囲はどの程度必要かを検討していきます。

※モアレトポグラフィー検査は、レントゲン検査のように被ばくの恐れが無いので、頻繁に検査ができます。治療効果を確認しながら治療の頻度を決めるのに最適です。