治療開始時より、徐々に鍼が痛くなったように感じるのですが？

ズキン・チクチク・ドーンの3つの痛みがあります。

鍼治療は痛みを感じる感覚神経を刺激して体を治します。必要のない痛みもあれば、治すために必要な痛み感覚もあります。

鍼灸師は患者様の状態に合わせて刺激を調整するので、嫌な刺激感覚があったら担当鍼灸師にお伝えください。患者様の感覚に合わせて刺激を調整します。

必要がない痛みです。

鍼先が痛点や毛穴に当たった時の痛みです。鍼先が痛点や毛穴に当たるのは、確率の問題もありますが、腕の良い鍼灸師ならほとんど0にできます。気になる時は鍼灸師にお伝えください。

後で爽快感が出る痛みです。

乾布摩擦で刺激する神経の痛み感覚です。チクチク感を感じると、脳のなかに体調を整えるホルモンが多く出ます。鍼治療だと乾布摩擦よりも効果的に神経を刺激することができます。不得意な場合はなくすことができる痛み感覚です。

後で爽快感が出て治癒力が上がる痛みです。

体の奥、筋肉の表面にある神経を刺激した時の痛みで、重く響くように痛みます。患部に直接当たると気持ちいい感覚になります。ホルモンや自律神経のバランスを整えることができます。不得意な場合はなくすことができる痛み感覚です。

「あっ！そこそこ・・・。」

体の奥、悪いところに鍼が当たると、こんな感じに患者様が言われます。実は、普通の状態では重く感じるドーンとした痛みも、 具合の悪いところに当たると、気持ちよく感じます。こんな感じになると鍼治療の効果がすごく上がります。鍼治療は体の奥を安全に刺激、治療できる方法です。鍼治療のことなら、私たちにお任せください。