お薬で効果が無かったら
早めに鍼治療をしましょう

お薬で効果がなかったら早めに鍼治療をしましょう

突発性難聴の最新治療

森上鍼灸整骨院 {staffName}

更新/2025.05.03

突発性難聴の治療法について教えてください。

新潟県 M.S.さん

いろいろな治療を試したいのですが、良くするためにどんな治療方があるか教えてもらえますか?

新潟県 M.S.さん

お薬の治療とそれ以外の治療があります。

お薬の治療は、ステロイド、アデホスコーワ、メチコバールです。ステロイドは取り込み方により、飲み薬、点滴、鼓膜への注射があります。後は、高圧酸素や鍼治療といった物理的な治療をすることが多いです。

まだ、通常の病院では行なわれていませんが、rhoキナーゼ阻害薬やゼラチンハイドロゲルによるインスリン様細胞増殖因子1型(IGF1)の内耳局所への投与も一部の大学病院で行なわれました。突発性難聴の原因を究明した新しい治療法が徐々に始まりだしています。

従来のステロイドの治療よりも効果が上がると発表されています。

耳鼻科認定鍼灸師 宮原 魁都

耳鼻科認定鍼灸師 宮原 魁都

私が書きました

耳鼻科認定鍼灸師 宮原 魁都

高校時代にサッカーで内側側副靭帯断裂を経験。鍼灸治療に興味を持つ。リハビリ科の鍼灸治療に取組んでいたが、人手不足のおり、耳鼻科の鍼灸治療に転向を命じられた。持ち前の負けん気で夜遅くまで専門書と格闘!4年の歳月をかけ専門性をみにつけました。

突発性難聴の治療法

突発性難聴を治すには治療法を知ることが大切!

お薬の治療は効果的なのですが、副作用に悩まれることが多いです。高圧酸素や鍼治療も物理的な刺激がかかるので不得意な方がいます。ただ、 時間の経過とともに治りにくくなるので、先生と相談しながらできることは前倒しで治療をしましょう。

  • Rhoキナーゼ阻害薬(ファシジル)

    Rhoキナーゼ阻害薬(ファスジル)を使った突発性難聴の治療で、聴力が大きく改善したという報告が、大阪大学と関連病院から発表されています。

    耳鼻科認定鍼灸師 宮原 魁都

    1.ファスジルって、もともと何の薬?

    ファスジルは、もともと「くも膜下出血のあとに起こる脳血管けいれん」を防ぐための薬で、脳の血管が急に縮んで血流が落ち、神経の軸索が傷つくのを防ぐ目的で使われてきました。Rhoキナーゼという酵素の働きを弱めることで血管の縮みすぎを防ぎ、血流を守り、神経の回復を助ける作用があります。

    2.ファスジルの作用は?

    Rhoキナーゼという酵素の働きを弱めることで血管の縮みすぎを防ぎ、血流を守り、神経の回復を助ける作用があります。この仕組みが「内耳の血流が急に悪くなることで起こるタイプの突発性難聴」にも応用できるのではないかと考えられました。なお、現在認可されているRhoキナーゼ阻害薬は、ファスジルと緑内障の点眼薬のみです。

    3.ファスジルを使った突発性難聴の治療

    突発性難聴の原因の一つには、内耳の細い血管が急に縮んだり、血流が落ちる「内耳の血管トラブル」があるとされており、研究者たちは「脳血管けいれんを改善するファスジルなら、内耳の血流も守れるのではないか」と考えました。この発想から、大阪大学でステロイド治療にファスジルを追加した臨床研究が行われ、症例数こそ約10例と少ないものの、約9割の患者で聴力の改善が見られました。

    4.標準治療を外せないという“倫理的な壁”

    この研究は“ファスジルだけ”で行われたわけではありません。「ステロイド+ファスジル」の併用治療という形で行なわれています。突発性難聴は発症後の時間が勝負で、患者さんが同意しづらく、倫理委員会も許可を出しにくい状況だったのかもしれません。

  • IGF-1(インスリン様成長因子1)

    IGF-1(インスリン様成長因子1)を使った突発性難聴の治療で、聴力が改善したという報告が、京都大学・慶應義塾大学などの研究グループから発表されています。

    耳鼻科認定鍼灸師 宮原 魁都

    1.IGF-1(インスリン様成長因子1)って何?

    IGF-1は、もともと「組織の修復を助ける成長因子」として知られ、成長ホルモンの刺激を受けて肝臓で作られ、からだの各組織の再生・修復・維持に関わる物質です。特に、傷ついた細胞の回復を促す作用があるため、「内耳の有毛細胞や神経の修復にも応用できるのではないか」という考えから突発性難聴の研究に取り入れられました。

    2.IGF-1の作用は?

    突発性難聴では、内耳の有毛細胞や神経の一部が一時的にダメージを受けることがあり、これが聴力低下の原因になります。「壊れた細胞を守り、修復力を高める」というIGF-1の働きは、この内耳のダメージに対して効果が期待されるのではないかと考えられました。

    3.IGF-1を使った突発性難聴の治療

    ステロイド治療で改善が見られなかった突発性難聴の患者に対し、IGF-1徐放ハイドロゲルを鼓膜内へ投与したところ、約3分の2(66.7%)の症例で聴力の改善が確認されたと報告されています。

    4.一般治療として広げられない“研究段階の壁”

    ファスジルの研究と同様に、IGF-1の治療も「一般治療としてどこでも受けられる」という段階ではありません。倫理委員会の審査を通した研究として限られた大学病院で行われており、参加には患者さんの同意が必要となります。

  • 古くて新しい鍼灸治療

    ステロイドの点滴や鼓室内投与、高気圧酸素療法等の標準治療をしても良くならなかた突発性難聴で88%の患者さんが鍼治療で何らかの症状の改善がありました。

    耳鼻科認定鍼灸師 宮原 魁都

    1.突発性難聴の鍼灸治療

    私達は、40年前から突発性難聴の鍼治療に取り組んでいます。鍼治療をした突発性難聴の患者さんはのべ14万人で、ほとんどの患者さんが病院で標準治療を受けたけれども良くならなかった患者さんです。

    2.鍼治療の作用は?

    鍼治療は、体にごく微細な刺激を与えることで修復反応を促し、成長ホルモンの分泌を高めやすい状態をつくると考えられています。成長ホルモンは肝臓で「インスリン様成長因子1(IGF-1)」をつくらせ、傷ついた細胞の回復や神経の保護に働きます。この自然な再生プロセスが内耳の環境にも影響し、ステロイドとは異なる経路で体の“治ろうとする力(自然治癒力)”を引き出すのが鍼治療の特徴です。

    3.突発性難聴の鍼治療

    刺激する鍼の本数を多くするほど、体の再生力た高まります。薬のように強い作用ではありませんが、体の修復力そのものを整えるため、古くて新しい突発性難聴の治療の選択肢として注目されています。私達の治療室では、スケールアウトの改善や聴力の改善、みみなり、耳つまり、めまいに効果がありました。

    4.鍼灸院ごとに違う“手技療法の壁”

    鍼灸治療は、患者さんを鍼で刺激する治療なので、同じツボを治療につかっても鍼灸院ごとに効果が違う、再現性のない治療法を言わてります。そのため、突発性難聴の標準治療で効果がなく後遺症になりつつある状況では、専門性の高い鍼灸院を選ぶことが必要となります。

突発性難聴の鍼灸外来

他の鍼灸院には無い検査・治療が可能です。

  • ゆがみを検査する

    突発性難聴の血栓体質の検査

    内耳への血流の低下を引き起こすカラダの歪みを確認します。ゆがみが治ると内耳への血流が再開して聴力が回復しやすくなります。

  • 自律神経の状態を検査する

    突発性難聴のストレスの検査

    サーモグラフィで体表の温度を検査することで、カラダのストレス状態を検査できます。ストレスの治療をすることで内耳の自然治癒力が高まります。

  • 脳への血流を検査する

    突発性難聴の血流の検査

    日常生活で一番多い姿勢で自律神経への血流状態を調べます。突発性難聴を引き起こす患者さんは、椎骨動脈の血流が低下していることが多いです。

  • 検査結果に合わせてツボを刺激

    突発性難聴の鍼治療

    検査の結果に合わせて、的確なツボを針で刺激していくので、より突発性難聴の回復が高まる鍼治療が可能です。