変形性腰椎症は、腰痛ベルトで良くなりますか？

腰の老化が進んだ状態です。

老化現象ですから、病院では治療の決め手がありません。とりあえず痛み止めで痛みを消そうとすると無理ができるので、背骨の老化をさらに進めてしまいます。最終的に、背骨の老化を受け入れた時、痛みが終息します！

私たちの治療室には、老化を受け入れない多くの患者様が来院されます。腰痛ベルトをうまく使って背骨の機能をとり戻せば、変形性腰椎症を良くすることができます。背筋を伸ばして歩くことが可能になります！

変形性腰椎症の原因

椎間板がつぶれるのが原因です。腰に負担をかけた生活で椎間板がつぶれると、背骨はスライド運動をするようになります。徐々に骨の縁に棘ができて、神経を刺激するため腰痛が悪化します。

痛み止めを使って無理に歩こうとすると、背骨のスライド運動が進み、骨棘が大きくなります。痛みから逃げるように腰が曲がってしまうため、腰を伸ばしたままで眠ると、起きた時に腰の痛みが悪化します。

変形性腰椎症の進行過程で、骨棘ができた腰に合わせて姿勢が変化します。腰に合わせて首が反ったり、膝が曲がったりするので、首や膝も痛めやすくなります。

治療

全身の関節の動きを取り戻して、一部分に負担をかけないようにします。消炎鎮痛剤を使うと、痛みを少なくして動くことができるので、かえって背骨の老化を進めてしまうため、あまり使いません。

背骨の変形が進むのを防ぐために、 腰痛ベルトを一緒に使用しながら治療しましょう。

腰痛ベルトを使った治療

腰のぐらつきや、筋力の低下を補強するように、腰痛ベルトを使います。腰痛ベルトはお腹の部分の上下幅が広いタイプの腰痛ベルトを使います。素材は比較的柔らかい物を使います。

午前中 

重いものを持つ時は、一番腰に負担がかかりやすいので腰をしっかりと補強できる腰痛ベルトがおすすめです。

午後 

歩くことが多い時は、腰椎がぐらつくことが多いので腰周りをしっかりと補強できる腰痛ベルトを使います。

無理をする時 

安静を保てる時は、保温効果のある腰痛ベルトがおすすめです。腰の冷えからくる筋肉の緊張を防ぎます。

シップ薬とリハビリ

新テイジェルIDは、腰痛ベルトと相性の良い消炎鎮痛剤です。腰痛ベルト装着前に、腰に塗擦すると効果的です。スリーファはオウバク、サンシン、アルニカの3種の生薬を配合した消炎鎮痛剤です。患部に貼って腰痛ベルトを装着すると生薬成分がゆっくりしみこみます。薬用オンセンスを使って半身浴をすることで、腰のインナーマッスルの緊張が取れるので腰痛の回復を早めることができます。

腰痛ベルトの効果

腰痛ベルトは、 副作用が無く原因疾患も治せる優れた方法です。 腰痛ベルトの選び方でわからない時は御相談ください。