特発性膝骨壊死は、膝サポーターで良くなりますか？

特発性膝骨壊死は、膝の内側にある骨の一部が血流不足で弱くなり、突然強い痛みや腫れが出る状態を指します。
50〜70代の女性に多く、骨粗しょう症や日常的な膝への負担が関係していることもあります。階段や坂道、立ち上がり動作で痛みが強まり、夜も眠れないほどの痛みになることもあります。

症状と影響

初期は歩きにくさや膝のこわばりから始まり、進行すると日常動作や外出が困難になる場合があります。放置すれば変形や再発のリスクが高まるため、早めの対策が大切です。

当院での対応

森上鍼灸整骨院では、痛みのある膝だけでなく全身の姿勢や筋肉の使い方、血流の状態まで確認します。
鍼治療で膝周囲や深部の筋肉をやわらげて血流を促し、自然な回復力を引き出す施術を行います。
さらに、膝への負担を減らすためにサポーターの試着・提案も実施し、外出や家事が少しでも楽になるようサポートします。

ある日突然、膝の内側がズキッと

60代に入ってからも元気に買い物や友人とのウォーキングを楽しんでいました。
ところがある日、階段を降りた瞬間に膝の内側がズキッと痛み、その夜は寝返りのたびに目が覚めるほどでした。

数日経っても腫れと熱感が続き、整形外科で「特発性膝骨壊死の疑いがあります」と言われたときは、とても不安になりました。

「手術だけは避けたい」と思った

医師からは手術の説明もありましたが、できれば自然に回復する方法を探したいという思いが強く、薬や湿布だけで様子を見る日々。
それでも階段や坂道では膝がぐらつく感覚があり、外出もおっくうになってしまいました。

インターネットで見つけた希望

そんなとき、インターネットで森上鍼灸整骨院のホームページを見つけました。
特発性膝骨壊死に詳しく、鍼治療で血流や自然治癒力を高める方法や、100種類以上のサポーターから自分に合ったものを選べると書かれていました。

「ここなら手術以外の道があるかもしれない」と感じ、思い切って相談してみることにしました。

膝サポーターを活用した特発性膝骨壊死のサポート

当院では、病院でも使用される医療用サポーターを中心に、症状や日常生活の動きに合わせた使い分けをご提案しています。 膝のぐらつきを抑え、痛みや不安感を軽減しながら、回復しやすい環境を整えます。

補強テープで安定性をプラス

膝まわりの筋肉の動きを助けるように補強テープを貼り、その上からサポーターを装着すると、 関節の安定感がさらに高まります。日常生活や歩行、階段の昇り降りがスムーズになり、膝への負担軽減につながります。

特発性膝骨壊死におすすめのサポーター

特発性膝骨壊死で後方・側方の膝不安定感が気になる方へ

軽度の動き補強に

安静時のケアに

ご自宅で安静にできるときや就寝中の膝のケアにおすすめです。膝の状態がなかなか良くならず、温めると痛みや症状が和らぐ場合に最適です。

温浴剤

階段も怖くなくなった

特発性膝骨壊死と診断されたときは、正直「もう好きなようには歩けないのかな」と落ち込みました。
森上鍼灸整骨院に通い始めて、まず紹介された軽くて安定感のあるサポーターを着けるようになったら、階段や坂道でも膝のグラつきが減って安心感が生まれました。

さらに鍼治療とサポーターを一緒に受けることで、膝まわりのこわばりや重だるさが和らぎ、夜間痛で目が覚めることも少なくなりました。
買い物帰りの坂道も、以前ほど疲れを感じずに歩けるようになり、外出への不安がだいぶ軽くなったのを実感しています。

「また友達とゆっくり散歩できる日が来るなんて思わなかった」と話すと、先生が笑顔で「これからは再発予防もしっかりしていきましょうね」と言ってくださいました。
今ではサポーターと鍼治療を続けながら、膝を守りつつ好きなことを楽しめる生活に戻れています。