足首捻挫は、足首サポーターで良くなりますか？

原因

足首は、左右の骨の間に距骨が挟まっている関節です。左右の骨の間から距骨が脱臼しかけてもとに戻った状態が捻挫です。その際に、骨折が場合は、足首骨折となります。骨と骨は、靭帯というベルトでつながれているので、多かれ、少なかれ、靭帯が破れます。靭帯が破れると靭帯と一緒にある血管も破れ、その結果内出血が起こります。

足関節捻挫には種類があります

内反捻挫

足払いをするような方向に足首を捻じる捻挫です。足首の形状もあり、一番多く起こる捻挫です。その踝の前にある前距腓靭帯を痛めます。捻挫にの強さによっては、距骨と舟状骨の間でも亜脱臼が起こることがあります。この場合は、足の甲からの内出血も多くなり、内出血は指先まで広がることもあります。

外反捻挫

女の子がしゃがみこむ様な方向に足首を捻じる捻挫です。あまりない捻挫です。内側の靭帯を引き延ばしますが、内側の靭帯は屈強なので、かえって大きな骨折を起こします。

踵を突き上げる捻挫

階段を下りる時に、バランスを崩して、踵だけを突き上げるように捻挫が起こります。靭帯を引き延ばすよりも、踵の骨をつぶします。比較的重症になる捻挫です。

症状

骨折がない場合は、立ち上がることができます。
靭帯を伸ばした状態では、捻挫を方向に足を捻じると痛みが悪化します。負傷直後の腫れが強くなる場合は、骨折している可能性が高くなります。
負傷後から徐々に腫れる場合は靭帯を痛めている可能性が高くなります。

内出血は一日後から、皮膚表面にあらわれ、その後、一週間程度かけて、徐々に踵や指先に広がっていきます。

治療

薬物療法

炎症を抑える薬「非ステロイド系の消炎鎮痛剤」を投与します。シップ、軟膏、クリームなどの外用薬のほか内服薬や座薬もあり、患者の状態や症状の程度に合わせて使います。

安静にする

医療機関では、患者さんの状態に適した固定剤など医療用品を用いて、 RICE処置が行われます。
ギプスやサポーターを用いて、足首のブレを抑え、歩行や運動の訓練を始めます。

程度が酷く、靭帯が断裂しているなどの場合は数週間ギプスで固定することがあります。

足首サポーターについて相談する

足首サポーターを使った治療

負傷部分を足首サポーターで補強することで、足のグラツキを防止できます。症状にあった足首サポーターを使うことで、靭帯の回復が早まります。

当店 【コルセットミュージアム】では、お客様の症状に合ったサポーターをご提案できますので、
サポーター選びに迷った場合はこちらの 【購入前無料相談フォーム】をご利用ください。

足首捻挫では、足首サポーターとクラッチ杖を使います。靭帯の再悪化を防いで、足の機能を戻すことを目指します。

歩くことが多いとき

歩くことが少ないとき

足首の安静を保てるとき

シップ薬とリハビリ

新テイジェルＩＤは、腰痛ベルトと相性の良い消炎鎮痛剤です。腰痛ベルト装着前に、腰に塗擦すると効果的です。

足首サポーターの効果

足首サポーターは、使用する状況・症状に合わせて適切なサポーターを使用することが大切です。
正しく使えば、最大限の効果を発揮し症状もより早く快方に向かいます。
サポーター選びについて、わからないことがあったら気軽にお問い合わせください。

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