腰痛でやってはいけないこと
腹筋運動をすると腰痛悪化するので注意をしましょう。腹筋だけでなく、無酸素運動が入るジムでのトレーニングでも、原因不明の腰痛が悪化することが多いです。痛み止めを使って動くと腰痛が慢性化したり天候の変化でぎっくり腰を繰り返すようになるので注意をしましょう。
ストレスが原因の腰痛って?
ストレスが腰痛の原因になることは、腰痛治療の専門家のあいだでは、よく知られた事実です。でも、日本では、ストレスが原因の腰痛は、仮病のように扱われます!!
※腰痛ストレスチェックシートは こちら>>>
レントゲンで異常がないのに腰痛が!
ストレスがかかると身構えるため、姿勢筋が異常に緊張します。姿勢筋の緊張状態が続くと、徐々に筋肉の温度が低下して、腰痛が起こります。ストレス性の腰痛は、痛み止めが効きにくい特徴があります。
原因脳はおおむね三層構造になっていて、進化の過程をたどっていると提唱した脳科学者がいました。反射の脳(爬虫類の脳)の上に感情の脳(哺乳類の脳)、感情の脳の上に理性の脳(人間の脳)が乗っています。腰痛を理性の脳で理解していると単なる痛みとして理解しますが・・・。理性の脳がストレスで疲弊してくると、情動の脳が活性化して不安と恐怖から腰痛が強くなります。
症状
行動が腰痛で規制されます
腰痛のために自動車に乗れない、腰痛のために仕事ができない、腰痛のために楽しめない等々、生活が腰痛で規制されるように思い込みます。
眠る動作で腰痛が悪化します
少し多めの時間眠ったり、うつ伏せの状態から起き上がったりすると腰痛が悪化します。腰痛は動作によって急激に変化はしません。絶えず、重い痛みが腰にあります。
温めても良くなりません
お風呂に入っても、あまり腰痛が良くなりません。軽い運動をして体が温まると調子が良くなりますが、体が冷えると腰痛がもとにもどります。
痛み止めが効きません
痛み止めを飲むと、一時的に調子がよくなりますが、また、もとにもどります。薬を飲みすぎて副作用で胃を悪くしたり、シップかぶれで皮膚炎を起こしたりします。
モアレトポグラフィー
体の重心バランスを調べます。
体の重心バランスが崩れると、腰に負担がかかり、痛みが強くなります。。重心のバランスを整える治療をすることで、自然な体の動きが戻ると腰の健康を取り戻すことができます。
ストレスが原因の腰痛の原因までさかのぼって治療するために必要な検査です。
サーモグラフィー
体温の異常を探します。
筋力の低下や関節炎があると体温の異常として現れるので、全身の体温分布を調べることで、ストレスが原因の腰痛の原因を探します。体温の異常部分を治療することで、筋力の低下や関節炎の原因を治すことができます。また、尿酸やカルシウムの代謝も良くなり、 ストレスが原因の腰痛の原因を治すことができます。
衰えだした体の異常を早期に発見して、健康的な腰を取り戻すために必要な検査です。
エコー
筋繊維の萎縮を調べます。
左右の筋繊維の萎縮を調べることで、脚の衰えが事前にわかります。足の筋肉は第二の心臓と呼ばれ体の循環や代謝にもかかわるので、筋線維の萎縮を事前に治療することで、重心バランスを整え、筋力の低下や関節炎の原因を治すことができます。
体の土台を治療して、健康的な腰を取り戻すために必要な検査です。
オージオグラム
聴力を調べます。
ストレスが原因の腰痛の治療には聴力の測定が不可欠です。オージオグラムは当院にて測定します。オージオグラムの測定にあたり、私たちは、耳鼻咽喉科の先生とは違った角度から聴力の測定をします。
聞こえるかよりも、聞き分けられるかを検査します。
原因がわかっている腰痛
ぎっくり腰
椎間板や筋肉を痛めることで、急激に腰痛が悪化します。通常は腰痛だけで、足にしびれや痛みはありません。横になっていれば、一週間程度で自然に痛みが軽減します。 腰椎分離症
成長期の運動が原因で、背骨が疲労骨折を起こしてしまった腰痛です。骨がくっつかないと腰がぐらつくため、使い過ぎると腰痛が悪化します。将来、すべり症や脊柱管狭窄症になるので注意が必要です。 腰椎分離すべり症
腰椎分離症が自然経過の中で悪化して、分離部分が大きくなった腰痛です。分離部分が大きくなると腰痛だけでなく、足にしびれや痛みの症状が出ます。 椎間板ヘルニア
ぎっくり腰を繰り返すことが原因です。最初は腰痛から始まって、徐々に片足の坐骨神経痛が出ます。座っていると症状が悪化して、ときに歩けなくなります。
足に知覚神経の異常が出ることもあります。ひどくなると筋肉が麻痺して、足の親指を上げたり下げたりできなくなります。 変形性脊椎症
年齢とともに悪化する背骨の老化が原因です。椎間板や腰の関節がすり減って間隔が無くなります。動き始めに腰痛が出ますが、動き出すと調子が良くなります。ちょっとした動作で腰痛が悪化して、ぎっくり腰になることがあります。骨に棘ができて足の神経を圧迫すると、脊柱管狭窄症になるので注意が必要です。
腰部脊柱管狭窄症
椎間板の加齢性変化に伴って、背骨に骨棘ができて脊髄神経を圧迫します。脊髄神経に栄養を供給する血管も圧迫されるので、足がしびれたり、痛んだりします。座っていると症状が出ませんが、良い姿勢で歩こうとすると足がしびれて症状が悪化します。類人猿スタイルで歩くと、足の症状が出にくくなります。
内科的な腰痛
内科的な病気でも腰痛が起こります。動作で悪化しない波を打つような痛みが特徴です。癌の背骨の転移では、睡眠時に腰痛が続くことが多くあります。
原因を治療する
腰を治療する
身体のインナーマッスルを直接刺激して柔らかくします。固まった関節が柔らかくなるので腰の機能が戻ります。
腰の機能不全が長く続くと、その状態が正常だと脳が記憶するため、腰痛が治らなくなることが有ります。そう言った障害を総合的に治療できるのも鍼治療の特徴です。
体の機能を整える
身体のインナーマッスルを直接刺激して柔らかくします。固まった関節が柔らかくなるので腰の機能が戻ります。
腰の機能不全が長く続くと、その状態が正常だと脳が記憶するため、腰痛が治らなくなることが有ります。そう言った障害を総合的に治療できるのも鍼治療の特徴です。
治療前
治療後
鍼治療をすると、姿勢筋の緊張が取れて自然に重心がそろいます。体全体に均等に負担がかかるので、ストレスが原因の腰痛を防ぎます。
治療前
治療後
動きの多い部分は赤く、動きの悪い部分は青く写ります。背中の青い部分(治療前)が機能不全の場所です。関節が固まって動かないために熱を発しません。鍼治療で機能不全が治るとインナーマッスルが動き出して腰の温度が戻ります。(治療後)
ストレスが原因の腰痛を治すコツ
痛くないことから始める!
四つんばいでは腰に負担がかかりません。腰痛がでることがない姿勢で動くことから始めます。キャッツバック等の運動をすることで背骨の柔らかさと、肩甲骨の正常な位置関係を取り戻します。
クラッチ杖を使う
歩く時には、両手にクラッチ杖を使って歩くようにしましょう。始めのうちは、腰にかかる自重を両手にかけるようにしましょう。ストレス性腰痛には、 エルゴクリフクラッチをご利用ください。