腰痛でやってはいけないこと
腹筋運動をすると腰痛悪化するので注意をしましょう。腹筋だけでなく、無酸素運動が入るジムでのトレーニングでも、原因不明の腰痛が悪化することが多いです。痛み止めを使って動くと腰痛が慢性化したり天候の変化でぎっくり腰を繰り返すようになるので注意をしましょう。
足のしびれの腰痛?
しびれは足が弱くなるサインです!しびれは麻痺の一種です!しびれがあると、血流が悪化して足の温度が低くなります。筋肉が動かなくなるので足が徐々に弱くなります。関節の感覚がわからなくなるので、足首や膝を痛めやすくなります。
原因・症状
足の神経が原因のしびれ、血液循環が原因のしびれ、脳が原因のしびれがあります
足の神経が原因のしびれ
椎間板ヘルニアや 脊柱管狭窄症、足の神経が何かで圧迫されることで起こります。神経の走行に沿ってしびれます。足がうまく動かなくなることがあります。回復に時間がかかると、足をかばって背中が曲がってしまいます。
足の血管が原因の足のしびれ
足の血管の一部分が細くなることや、血管が筋肉で圧迫されることで起こります。靴下をはいたように足がしびれます。筋肉を動かすことで改善することが多いしびれです。
脳血管障害が原因の足のしびれ
脳梗塞の足のしびれは、朝起きた時に多くなります。足がしびれて力が入りません。時間とともにシビレは麻痺にかわります。体の半身に症状が出ることが多いしびれです。
脊髄が原因のしびれ
しびれの中でも多いしびれです。このしびれは、咳やクシャミ、息むことで悪化する傾向があります。良い姿勢でいると悪化する傾向もあります。スポーツ外傷のバーナー症候群や椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症のしびれが脊髄が原因のしびれになります。
絞扼障害
神経はとても大切なものなので、外からの衝撃に耐えらるように筋肉や筋腱に守られながら足先までむかいます。逆に考えると、いろいろなところで圧迫される様な狭い空間を通り抜けます。神経が筋腱で圧迫されるとシビレが起こります。梨状筋症候群やハンター症候群、足根管症候群がこれにあたります。
神経炎
化学的な刺激が原因で、しびれがでることがあります。血糖が高いと神経がシロップ漬けになるようなものなので、固くなり炎症を起こします。ベースに糖尿病があると絞扼障害や脊柱管狭窄症のしびれが悪化します。
モアレトポグラフィー
体の重心バランスを調べます。
体の重心バランスが崩れると、腰に負担がかかり、痛みが強くなります。。重心のバランスを整える治療をすることで、自然な体の動きが戻ると腰の健康を取り戻すことができます。
足のしびれの原因までさかのぼって治療するために必要な検査です。
サーモグラフィー
体温の異常を探します。
筋力の低下や関節炎があると体温の異常として現れるので、全身の体温分布を調べることで、足のしびれの原因を探します。体温の異常部分を治療することで、筋力の低下や関節炎の原因を治すことができます。また、尿酸やカルシウムの代謝も良くなり、 足のしびれの原因を治すことができます。
衰えだした体の異常を早期に発見して、健康的な腰を取り戻すために必要な検査です。
エコー
筋繊維の萎縮を調べます。
左右の筋繊維の萎縮を調べることで、脚の衰えが事前にわかります。足の筋肉は第二の心臓と呼ばれ体の循環や代謝にもかかわるので、筋線維の萎縮を事前に治療することで、重心バランスを整え、筋力の低下や関節炎の原因を治すことができます。
体の土台を治療して、健康的な腰を取り戻すために必要な検査です。
オージオグラム
聴力を調べます。
足のしびれの治療には聴力の測定が不可欠です。オージオグラムは当院にて測定します。オージオグラムの測定にあたり、私たちは、耳鼻咽喉科の先生とは違った角度から聴力の測定をします。
聞こえるかよりも、聞き分けられるかを検査します。
病院での治療
痛み止めや、炎症を抑えるステロイドが使われます。痛みや炎症が抑えられた後は、抗リウマチ剤を使って、その後の悪化を防ぎます。
対症療法
安静
神経が圧迫するようなことや、冷えることが無いようにします。
温める
温めると神経は鈍感になるので、しびれが気にならなくなります。血管炎のように温めると悪化するしびれもあるので、温める時に嫌な感じがしたら中止にします。
腰痛ベルト
腰のぐらつきや、変形が原因のしびれは、腰痛ベルトをすることで回復を早めることできます。腰を曲げているとラクになるしびれは。エルゴグリフクラッチ杖を両手につくと、しびれの回復が早くできます。
薬物療法
痛み止めや湿布が使われます。長期にわたる腰痛では安定剤が使われることがあります。
原因を治療する
腰を治療する
身体のインナーマッスルを直接刺激して柔らかくします。固まった関節が柔らかくなるので腰の機能が戻ります。
腰の機能不全が長く続くと、その状態が正常だと脳が記憶するため、腰痛が治らなくなることが有ります。そう言った障害を総合的に治療できるのも鍼治療の特徴です。
体の機能を整える
身体のインナーマッスルを直接刺激して柔らかくします。固まった関節が柔らかくなるので腰の機能が戻ります。
腰の機能不全が長く続くと、その状態が正常だと脳が記憶するため、腰痛が治らなくなることが有ります。そう言った障害を総合的に治療できるのも鍼治療の特徴です。
治療前
治療後
背中のゆがみ状態や、脊柱の筋肉の緊張状態を確認できます。腰の部分で神経を圧迫していると逆側に体が大きく傾いたり、神経圧迫側の骨盤を下げたりする姿勢の異常が確認できます。
治療前
治療後
背中の筋肉の血流の変化を確認できます。手足の血流の状態も観察することで、自律神経のバランス状態も確認できます。手のしびれでは、しびれている部分の皮膚の表面温度が低くなります。
足のしびれを治すコツ
冷やさないようにする
神経は発生学上、髪の毛と同じ組織になります。もし、痛んだ場合は髪の毛が伸びる速度、一日一ミリ程度で回復をしていきます。回復の間に痛めることがあれば、回復が遅くなります。冷やすと回復する速度が下がるので、できるだけ冷やさないようにしましょう。
ビタミンをとると回復が早いと言われています。
ビタミンB12が、しびれに効果的だと言われています。できるだけ取るようにしましょう。
圧迫しないようにしましょう
絞扼障害では、締め付けられた神経が浮腫をおこして腫れているので、神経を圧迫したり、締め付けたりしないようにすると回復が早まります。
アルコールを摂る
絞扼障害や脊柱管狭窄症では、多少のアルコールはかえって回復を早めます。