腰痛でやってはいけないこと
腹筋運動をすると腰痛悪化するので注意をしましょう。腹筋だけでなく、無酸素運動が入るジムでのトレーニングでも、原因不明の腰痛が悪化することが多いです。痛み止めを使って動くと腰痛が慢性化したり天候の変化でぎっくり腰を繰り返すようになるので注意をしましょう。
ゴルフの腰痛とは?
実は、腰は・・・、思っているほど捻じれない! 関節の構造上、腰椎は捻じることができません。わずかな遊びの範囲で捻じれ運動が起こります。ゴルフのスイング運動では、腰椎の7倍捻じれる胸椎の動きが大切になります。
背中の血流が低下したら要注意!
ストレスでコアな筋肉がけいれんすると、背中の血流が低下します。胸椎の回旋能力がすくなくなり、右足からの左足への荷重の移動がぎこちなくなります。そんな状態で飛距離を伸ばそうとすると・・・。 ゴルフの腰痛がはじまります!
原因
腰を捻ることでおこりますスイング動作は、頸椎、肩関節、胸椎、腰痛、股関節、膝関節がスムーズに連携することが大切ですが、ゴルフの腰痛は、腰だけが動くために起こります。特に、肩関節、胸椎、股関節の動きが少なくなると、本来、回旋力が少ない腰に負担がかかるようになります。
椎間板は捻じれに非常に弱いためすぐに痛めます。大きくつぶれるとMRIで確認できますが、繊維が部分的に切れた程度ではMRIで確認ができません。
症状
ぎっくり腰が始まりとなります
痛みの大小はありますが・・・。ぎっくり腰が始まりとなり、ゴルフの腰痛が始まります。
モアレトポグラフィー
体の重心バランスを調べます。
体の重心バランスが崩れると、腰に負担がかかり、痛みが強くなります。。重心のバランスを整える治療をすることで、自然な体の動きが戻ると腰の健康を取り戻すことができます。
ゴルフの腰痛の原因までさかのぼって治療するために必要な検査です。
サーモグラフィー
体温の異常を探します。
筋力の低下や関節炎があると体温の異常として現れるので、全身の体温分布を調べることで、ゴルフの腰痛の原因を探します。体温の異常部分を治療することで、筋力の低下や関節炎の原因を治すことができます。また、尿酸やカルシウムの代謝も良くなり、 ゴルフの腰痛の原因を治すことができます。
衰えだした体の異常を早期に発見して、健康的な腰を取り戻すために必要な検査です。
エコー
筋繊維の萎縮を調べます。
左右の筋繊維の萎縮を調べることで、脚の衰えが事前にわかります。足の筋肉は第二の心臓と呼ばれ体の循環や代謝にもかかわるので、筋線維の萎縮を事前に治療することで、重心バランスを整え、筋力の低下や関節炎の原因を治すことができます。
体の土台を治療して、健康的な腰を取り戻すために必要な検査です。
オージオグラム
聴力を調べます。
ゴルフの腰痛の治療には聴力の測定が不可欠です。オージオグラムは当院にて測定します。オージオグラムの測定にあたり、私たちは、耳鼻咽喉科の先生とは違った角度から聴力の測定をします。
聞こえるかよりも、聞き分けられるかを検査します。
病院での治療
痛み止めや、炎症を抑えるステロイドが使われます。痛みや炎症が抑えられた後は、抗リウマチ剤を使って、その後の悪化を防ぎます。
対症療法
安静
腰痛が強い時には安静にします。腰痛が悪化する姿勢をとらないようにします。
体操療法
腹筋の運動や背筋の運動をして、姿勢を改善します。
腰痛ベルト
腰のぐらつきや、筋力の低下を補強するように、腰痛ベルトを使います。腰痛ベルトはお腹の部分の上下幅が広いタイプの腰痛ベルトを使います。素材は比較的柔らかい物を使います。
薬物療法
痛み止めや湿布が使われます。長期にわたる腰痛では安定剤が使われることがあります。痛み止めを注射することや、筋肉の中に生理的食塩水を注射することもあります。
原因を治療する
腰を治療する
身体のインナーマッスルを直接刺激して柔らかくします。固まった関節が柔らかくなるので腰の機能が戻ります。
腰の機能不全が長く続くと、その状態が正常だと脳が記憶するため、腰痛が治らなくなることが有ります。そう言った障害を総合的に治療できるのも鍼治療の特徴です。
体の機能を整える
身体のインナーマッスルを直接刺激して柔らかくします。固まった関節が柔らかくなるので腰の機能が戻ります。
腰の機能不全が長く続くと、その状態が正常だと脳が記憶するため、腰痛が治らなくなることが有ります。そう言った障害を総合的に治療できるのも鍼治療の特徴です。
治療前
治療後
鍼治療をすると、姿勢筋の緊張が取れて自然に重心がそろいます。体全体に均等に負担がかかるので、ゴルフの腰痛を防ぎます。
治療前
治療後
青い部分がストレスで血流が悪い場所です。深部のコアな筋肉のけいれんがとれると、腰の血流が再開されます。関節が正常に動きだして腰痛が良くなります。
※手術後の腰痛が長く続くと、脳が痛みに対して過敏になって、 痛み止めの効かない腰痛になります。早い機会に鍼治療をすることがおすすめです。
手術後の腰痛を良くするコツ
胸椎を柔らかくする
胸椎を柔らかくすることで、腰に負担がかからなくなります。股関節や肩関節を柔らかくすると、更に腰に負担がかからなくなります。腰痛が治らないのは腰のみに目を向けるためです。体全体の柔らかさを保つことで、腰痛を気にせずにゴルフを楽しむことができます。腰痛ベルトを使って、全身運動を確認することも効果的です。
薬物は、ほどほどに
痛みは体の警告反応なので、痛み止めを飲みながら動くと体を壊します。プロレスラーが痛み止めを使って試合に出るようなものです。最近使いだされたリリカを使うことで、眼圧が上がって緑内障になった患者様も通院されています。できるだけ自然が方法で体を治すようにしましょう。
MRIで異常がなくても安心しないようにしましょう!
最先端のMRIでも、部分的に裂けた椎間板の繊維は確認できません。また、静止画像での検査のため、スイング動作中の椎間板の異常を診察したわけではありません。痛みがある場合は、いったんゴルフを中止して、しっかり治療することも大切です。