内側半月板損傷は、鍼灸治療で治りますか？

ランニングや部活後、膝の内側にズキッとする痛み

内側半月板損傷は、膝関節の内側にあるクッションのような軟骨（半月板）が傷つき、動かすたびにズキズキ・チクチクと痛む状態です。

バレーボールやランニングなど、膝を繰り返し使うスポーツで起こりやすく、ジャンプの着地や方向転換の衝撃がきっかけになることもあります。

痛みは休むと軽くなりますが、練習を再開するとまた戻ることが多く、膝の使い方や筋バランスの乱れが根本にあるケースが目立ちます。

整形外科で湿布や痛み止めをもらっても良くならず、「どうしたらいいのか分からない」とご相談に来られる方も少なくありません。

森上鍼灸整骨院では、内側半月板損傷による膝の痛みの原因を一つひとつ丁寧に見極めています。

痛む場所だけでなく、姿勢のクセ・体のバランス・筋肉の張り方なども確認します。
特にバレーボールやランニングのように膝を繰り返し使う方は、重心のズレや足のつき方が痛みにつながることが多いため、細かくチェックします。

必要に応じてエコー検査で半月板や周囲の炎症の状態を確認し、可動域や膝の動き方を一緒に見ていきます。
「どうして痛くなったのか」「再発を防ぐには何を直せばいいのか」まで、鍼治療（内側半月板損傷 鍼）や保存療法・リハビリとあわせて説明しています。

内側半月板損傷に鍼治療は効果的？

鍼は、膝まわりの筋肉の緊張をやわらげ、血のめぐりを整えることで痛みや引っかかり感の軽減が期待できます。
バレーボールやランニングなどで膝を酷使している方でも、動き方を整えながら治療を行うことで、プレー復帰をめざしやすくなります。
サポーターは膝の安定感を支える補助具として有効で、症状や目的に合わせて選ぶことで負担を減らすことができます。

膝の炎症と痛みをやさしくケア

内側半月板損傷は、膝のクッションである半月板がこすれたり裂けたりして、膝の内側に痛みや引っかかりが出る状態です。
鍼で周囲の筋肉をゆるめ、リハビリでフォームを整えることで、動き出しや着地時の違和感が軽くなる方もいます。
森上鍼灸整骨院では膝だけでなく、体全体の動きのバランスを整えることを重視しています。

薬や注射をなるべく避けたい方に

「自然な方法で回復したい」「手術は避けたい」という方には、鍼治療と保存療法（運動療法）の組み合わせが選択肢になります。
状態を詳しく検査し、最適な治療計画をご提案します。気になる方は検査・治療のご相談・ご予約をおすすめします。

実際にみられる改善の例

膝のひっかかりが軽くなる

鍼で筋肉のこわばりをやわらげ、リハビリで動きを整えると、膝の内側の違和感やこわばりが軽くなる方がいます。

膝の負担をやわらげて動きやすい体へ

膝だけでなく、股関節や足首のかたさも負担の原因になります。全身の連動を整えることで、動きやすく再発しにくい体づくりにつながります。

内側半月板損傷に合った膝サポーターの選び方

内側半月板損傷では、膝の内側に負担がかかりやすい動き方やフォームのクセが関係していることが多いです。
鍼灸治療とあわせて状態に合ったサポーターで膝を安定させることで、痛みを抑えながら回復を助けることができます。

しっかり支えるタイプを使うと炎症の悪化を防ぎ、安心して日常生活や軽い練習を再開しやすくなります。

膝の動きを支えて負担を減らす

内側半月板損傷では、膝が内側に入りすぎたり、着地でねじれが起きると負担が強まります。
膝の安定性を高めるサポーターを使うことで、動作中のぐらつきを抑え、痛みの再発を防ぐ助けになります。

締めつけが強すぎると逆に血流を妨げることもあるため、違和感がないかを試着して選ぶのがポイントです。どんなタイプが自分に合うか分からない場合は、当院で膝の状態を確認しながら一緒に選ぶこともできます。

内側半月板損傷に使いやすいおすすめサポーター

場面に合わせて選ぶのがポイントです

• 動くことが多いとき

  《固定用》エクスエイドニーMCL＆LCL

• 動くことが少ないとき

  《軽量タイプ》エクスエイドニーライトスポーツ3

• リラックス時の保温に

  《保温サポート》発熱ウォーマーひざ用

内側半月板損傷の痛みや再発を防ぐには、サポーターの正しい使い方と組み合わせが大切です。
運動中はしっかり支えられるタイプ、日常生活では軽くて動きやすいタイプ、就寝時には保温重視など、シーンごとの使い分けが回復につながります。

サイズはきつすぎず、ずれにくいものが基本。選び方に迷ったときや、違和感がある場合は、いつでもスタッフにお声がけください。
膝の不安定感が続く方は、サポーターと鍼灸治療の併用が効果的です。

治療回数について

膝の炎症が引き始めるまでは、毎日の治療が必要です。
膝の炎症が引いた後は1週間に2～3回程度で治療をします。
14回の治療後に検査をして治療回数を決めていきます。

検査料

重心バランスや筋繊維の左右差を調べます。
初診時に3,850円～8,250円程度の検査費用がかかります。

鍼治療の費用

検査結果に合わせて、 内側半月板損傷の鍼治療・ 運動連鎖を整える鍼治療を組み合わせて行います。
※事前に治療見積もりを作成しますので、予算に合わせて治療範囲を決めることも可能です。

内側半月板損傷の鍼治療A

膝関節内の栄養を良くする鍼治療です。
※1～5か所については保険が適用できるケースがあります。
※正座のための運動療法には330円の費用がかかります。
※別途、1本26円の鍼材料費がかかります。

内側半月板損傷の鍼治療B

膝に負担がかからない動きを取り戻す鍼治療です。
※費用は内側半月板損傷の治療に併用した際の金額です。
※別途、1本26円の鍼材料費がかかります。

※「患者様の声」は、個人の感想です。