薬や湿布だけでは不安…鍼って本当に効くの?
はい、ご安心ください。鍼治療は年齢を問わず受けられる自然療法のひとつで、体の奥にある原因へもアプローチが可能です。
「注射は避けたい」「長引く痛みを根本からなんとかしたい」という方に、内側からの回復力を引き出す鍼治療が選ばれています。
滑膜に働きかけて腫れを抑える
滑液包の中の滑液は、周囲の滑膜(かつまく)がつくり出しています。
鍼でこの滑膜をやさしく刺激することで、血流が促され、滑液の循環が整い、自然に腫れが引いていくケースが多くあります。
深部の筋肉と血流にアプローチ
鍼は表面的な処置では届かない体の奥のこわばりや冷えに働きかけます。
滑液包炎でよく見られる膝・肘・股関節などの痛みや引っかかり感も、循環が整うことで軽くなる方が多くいらっしゃいます。
鍼+サポーターで動きやすさアップ
日常や運動で負担がかかりやすい部分には、軽くてズレにくい専用サポーターを併用するのがおすすめです。
当院では、関節を圧迫しすぎず安定感を高めるタイプをご提案しています。
鍼で整えて、サポーターで守る。Wアプローチで無理のない改善を目指せます。
施術後の変化を“見える化”します
血流改善で冷えと痛みを軽減
鍼治療後は、脚の血流が良くなり温かくなる様子が、サーモグラフィ画像でも確認されています。
「なんとなく軽い」「痛みが楽になった」といった感覚が、目で見えると安心にもつながります。
治療前
治療後
【サーモグラフィ画像による血流の変化】
冷えていた部位の温度が上がり、血の巡りが整うことで、自然な改善につながります。
姿勢・重心バランスの改善もカギです
滑液包炎は、重心バランスの崩れや姿勢のゆがみによって、片側の膝に過度な負担がかかることが原因になる場合もあります。
鍼治療で姿勢筋の緊張をやわらげ、自然にバランスが整うことで、両膝にかかる負担を分散させることができます。
治療前
治療後
【姿勢の変化を見える化】
背骨や骨盤のゆがみが整うことで、膝の負担が軽減され、滑液包炎の再発予防にもつながります。