コロナが治ってしばらくしてから、急にだるさが強く動けなくなりました。集中力もなくなりとても不安でした。コロナの後遺症には他にどんな症状がでることが多いですか?
日本では倦怠感、息苦しさ、筋力低下が多いです。
英国ではだるさ、持久力低下、息苦しさを訴える方が多いです。日本では疲労感・倦怠感、息苦しさ、筋力低下、睡眠障害が多いです。不安や恐怖のストレスで自律神経障害がおこると、思考力・集中力の低下や脱毛が始まることもあります。
コロナ後遺症の症状
更新 2025.05.14
コロナが治ってしばらくしてから、急にだるさが強く動けなくなりました。集中力もなくなりとても不安でした。コロナの後遺症には他にどんな症状がでることが多いですか?
日本では倦怠感、息苦しさ、筋力低下が多いです。
英国ではだるさ、持久力低下、息苦しさを訴える方が多いです。日本では疲労感・倦怠感、息苦しさ、筋力低下、睡眠障害が多いです。不安や恐怖のストレスで自律神経障害がおこると、思考力・集中力の低下や脱毛が始まることもあります。
私が書きました
森上鍼灸整骨院 鍼灸師 宮原 魁都
高校サッカーで全国大会に出場。プロを目指すも高い壁が立ちはだかり、鍼灸の道に進む。運動器疾患の治療を得意とするが、就職先が難病の専門院だったため、再び目の前に高い壁が。ずば抜けた根性と精神力で、院長から課される難題をコツコツとクリアし、今ではコロナ後遺症の鍼治療でも成果を上げている。
WHO(世界保健機関)の定義
「新型コロナウイルス感染症に罹患した人に見られ、少なくとも2カ月以上持続し、他の疾患による症状として説明がつかないもの」とされています。
コロナに感染すると、お医者様の検査で異常が無くても上咽頭、気管、気管支、肺が傷ついているので呼吸器が障害された症状が続くことが多いです。
中程度以上で、パルスオキシメータの酸素飽和度が96%未満になった方は、息苦しさやセキ、タン、疲れやすさが続くことが多いです。胸部のCTで異常が無くても、酸素をカラダに取り入れる機能がさがっているので注意をしましょう。休めば息苦しさは治まるはずなので、息苦しさが軽くなっていくのを気長に待つのが大切です。
脳の中心に炎症がおこると、強い倦怠感で動くことができなくなったり、握力がなくなってペットボトルのキャップすら開けられなくなったりすることがあります。
症状の程度に差があるものの、後遺症を起こしたほとんどの患者様にみられるのは、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労性症候群(ME/CFS)様の症状です。現状でははっきりした診断ができない病気ですが、筋痛性脳脊髄炎は、いわゆる「COVIDアーム」(または「モデルナアーム」)が全身に出たような症状、慢性疲労性症候群は、カラダが重くて動けなくなる症状です。
コロナ感染初期の報道でショックを受けた患者様が、精神障害や自律神経障害を起こしているケースが多いです。
初期の報道では致死率が10%と言われた新型コロナですが、実は軽症の人がカウントされていなかったので1%程度の致死率と言われています。初期の報道の不安や恐怖から、うつ状態になったり自律神経のバランスが崩れて体調不良になったりする方が多いです。できるだけ、同じ時間に起きて、疲れない程度に散歩をするだけで、倦怠感や記憶障害が改善することもあります。
なぜコロナ後遺症は起こるのでしょうか?
新型コロナウイルスが世界中に広がってから、私たちの生活は大きく変わりました。しかし、ウイルスを克服した後も、多くの人々が「新型コロナウイルス後遺症」に悩まされています。これらの後遺症は、軽度から重度まで様々な症状を引き起こし、一部の方は長期間にわたり日常生活に支障をきたすこともあります。あなたやあなたの大切な人が、知らず知らずのうちに見逃しているかもしれない症状やサインがあるかもしれません。
この記事では、後遺症に見られる多様な症状を徹底解説し、注意すべきポイントや、その対処方法について詳しく紹介します。これを読んで、健康を取り戻す手助けとなる情報を得てください。
新型コロナウイルス(COVID-19)は、世界中で多くの人々に影響を与え、私たちの生活を一変させました。感染が広がり、治療法やワクチンが開発される中で、多くの人々がウイルスを克服することができました。しかし、一度感染した人々の一部は、回復後も長期間にわたり様々な症状に悩まされることがあります。これを「新型コロナウイルス後遺症(Long COVID、ポストCOVID症候群とも呼ばれる)」と呼びます。
後遺症は、軽度から重度まで様々な症状を引き起こし、日常生活に大きな影響を及ぼすことがあります。症状は感染後数週間から数か月にわたって続くことがあり、場合によっては数年にわたることもあります。また、後遺症は年齢や性別を問わず、誰にでも発症する可能性があります。そのため、後遺症の理解と対策が重要となります。
この記事では、新型コロナウイルス後遺症について詳しく解説し、見逃しがちなサインや症状、そしてその対処方法について紹介します。あなた自身や身近な人が後遺症に悩まされている場合、この情報が役立つことを願っています。
新型コロナウイルス後遺症には、非常に多岐にわたる症状が報告されています。最も一般的な症状の一つは、極度の疲労感です。これは、日常生活において普通の活動を行うことすら困難にするほどの疲れを感じることがあり、仕事や家庭生活に深刻な影響を及ぼすことがあります。
また、呼吸器系の問題も多く報告されています。息切れや呼吸困難、胸の痛みなどが続くことがあり、これらの症状は肺機能の低下に関連していると考えられています。これにより、運動能力が低下し、健康な生活を送ることが難しくなることがあります。
さらに、神経系や精神的な症状も無視できません。頭痛やめまい、集中力の低下、記憶力の問題、不眠症などが挙げられます。一部の人々は、うつ病や不安障害の悪化を経験することもあります。これらの症状は、日常生活や仕事において重大な障害となり得るため、早期の対策が重要です。
新型コロナウイルス後遺症がどのように発症するのか、そのメカニズムはまだ完全には解明されていません。しかし、いくつかの理論が提唱されています。その一つは、ウイルスが体内に残存し、免疫システムを持続的に刺激することによって、慢性的な炎症反応が引き起こされるというものです。
また、ウイルスが直接的に細胞や組織にダメージを与えることも考えられています。特に、肺や心臓、脳などの重要な臓器に対するダメージは、長期間にわたる症状の原因となる可能性があります。血管内皮細胞に対するウイルスの攻撃も、血栓形成や血流障害を引き起こし、さまざまな症状を引き起こす要因となります。
さらに、ウイルス感染に対する免疫反応が過剰になることで、自身の正常な細胞を攻撃してしまう自己免疫反応も関与している可能性があります。これにより、慢性的な炎症や組織の損傷が引き起こされ、後遺症が発生することがあります。これらのメカニズムを解明するための研究が進められており、今後の治療法の開発に期待が寄せられています。
新型コロナウイルス後遺症を経験する人の割合は、報告されているデータによって異なりますが、多くの研究が示すところによると、感染後数か月にわたって症状が続く人は少なくありません。例えば、イギリスの国民健康サービス(NHS)が行った調査によれば、COVID-19に感染した人の約20%が、感染後5週以上にわたって症状を経験していると報告されています。
さらに、同じ調査によると、約10%の人々が12週以上にわたって後遺症に悩まされていることが分かっています。これらのデータは、後遺症が非常に一般的であり、回復後も長期間にわたり健康に影響を及ぼす可能性があることを示しています。
また、後遺症のリスクは年齢や性別、既往症の有無などによっても異なることが報告されています。特に、高齢者や基礎疾患を持つ人々は、後遺症のリスクが高いとされていますが、若年層や健康な人々でも後遺症を経験するケースが多く見られます。このため、誰もが後遺症についての知識を持ち、注意を払う必要があります。
新型コロナウイルス後遺症の診断は、通常の診断と同様に、患者の症状や病歴に基づいて行われます。具体的には、医師が患者の症状を詳細に聞き取り、身体検査や必要に応じて各種検査を行います。これには、血液検査や画像診断(X線、CTスキャンなど)、呼吸機能検査などが含まれます。
しかし、後遺症の診断は容易ではありません。症状が多岐にわたり、他の病気や状態と重なることが多いため、正確な診断を下すには時間と経験が必要です。また、後遺症の症状は一時的に改善することがあるため、継続的なフォローアップが重要です。
最近では、後遺症専門のクリニックや治療センターも増えており、専門医による診断や治療が受けられるようになっています。これらの施設では、複数の専門分野の医師がチームを組んで診療に当たり、総合的なアプローチで後遺症の管理を行っています。
新型コロナウイルス後遺症の治療法は、症状に応じて異なります。一般的には、症状を緩和し、生活の質を向上させることを目的とした対症療法が行われます。例えば、極度の疲労感に対しては、適度な運動や休息が推奨されます。また、睡眠の質を改善するための生活習慣の見直しや、必要に応じて睡眠薬の使用が考慮されることもあります。
呼吸器系の問題に対しては、肺機能を向上させるためのリハビリテーションや、呼吸を楽にするための医療機器の使用が行われることがあります。さらに、神経系や精神的な症状に対しては、心理療法やカウンセリング、必要に応じて抗うつ薬や抗不安薬の処方が行われます。
最近の研究では、後遺症に対する新しい治療法の開発も進められています。例えば、特定の薬剤やサプリメントが症状の緩和に有効である可能性が示唆されており、今後の臨床試験を通じて効果が確認されれば、治療の選択肢がさらに広がることが期待されます。
新型コロナウイルス後遺症に関する研究は、世界中で活発に行われています。これらの研究は、後遺症の発症メカニズムやリスク要因の解明、効果的な治療法の開発を目的としています。例えば、アメリカの国立衛生研究所(NIH)やイギリスの国立医療研究所(NIHR)などが、大規模な研究プロジェクトを実施しています。
これらのプロジェクトでは、後遺症を経験している患者の長期的な追跡調査が行われ、症状の変化や治療の効果が評価されています。また、遺伝的要因や免疫反応の違いが後遺症の発症にどう影響するかについても研究が進められています。これにより、個々の患者に最適な治療法を見つけることが期待されています。
さらに、後遺症の早期診断や予防に関する研究も行われています。例えば、感染初期の段階で特定のバイオマーカーを測定することで、後遺症のリスクを予測できる可能性があるとされています。これにより、高リスクの患者に対して早期に介入し、後遺症の発症を防ぐことができるかもしれません。
新型コロナウイルス後遺症を軽減するためには、生活習慣の見直しが重要です。まず、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。栄養豊富な食事は、免疫機能をサポートし、体力の回復を助ける効果があります。特に、ビタミンDや亜鉛、オメガ3脂肪酸などの栄養素は、炎症を抑える効果があるとされています。
また、適度な運動も後遺症の軽減に役立ちます。ただし、運動は無理のない範囲で行うことが重要です。過度な運動は疲労を悪化させる可能性があるため、ウォーキングやヨガ、ストレッチなどの軽い運動から始めると良いでしょう。徐々に運動量を増やしていくことで、体力の向上が期待できます。
さらに、ストレス管理も後遺症の軽減に重要です。ストレスは免疫機能を低下させ、症状を悪化させる原因となります。リラクゼーション法や瞑想、深呼吸などのストレス緩和法を取り入れることで、精神的な健康を保つことができます。また、十分な睡眠を確保することも、体の回復に欠かせません。
新型コロナウイルス後遺症に悩んでいる場合、医療機関やサポートグループの活用が非常に重要です。まず、専門の医療機関を受診し、正確な診断と適切な治療を受けることが第一歩です。多くの地域で後遺症専門のクリニックが開設されており、これらの施設では専門医が総合的な診療を行っています。
また、サポートグループは、同じように後遺症に悩む人々と情報を共有し、励まし合う場として非常に有益です。サポートグループでは、経験者からのアドバイスや、症状の管理方法についての情報が得られることがあります。インターネット上でも、多くのサポートグループが活動しており、オンラインでの交流が可能です。
さらに、地域の福祉サービスやカウンセリングセンターも利用することができます。これらのサービスでは、心理的なサポートや、日常生活の支援が提供されることがあります。後遺症による生活の質の低下を最小限に抑えるために、積極的にこれらのリソースを活用することが推奨されます。
新型コロナウイルス後遺症は、多くの人々にとって重大な健康問題となっています。この記事では、後遺症の一般的な症状や発症メカニズム、診断方法、治療法、最新の研究、生活習慣の見直し、医療機関やサポートグループの活用法について詳しく解説しました。
後遺症に対する理解を深めることで、適切な対策を講じることができ、症状の軽減や生活の質の向上が期待されます。また、今後の研究によって新たな治療法や予防法が開発されることが期待されており、これにより、後遺症に悩む人々の支援がさらに進むことが期待されます。
最後に、新型コロナウイルス後遺症に対する正しい情報を広め、社会全体で支援体制を整えることが重要です。私たち一人ひとりが後遺症について理解し、周囲の人々に対してサポートを提供することで、共に健康な未来を築いていきましょう。この記事が、その一助となれば幸いです。
他の鍼灸院には無い検査・治療が可能です。
ゆがみを検査する
免疫力の低下を引き起こすカラダの歪みを確認します。ゆがみが治るとコロナの後遺症が回復しやすくなります。
自律神経の状態を検査する
サーモグラフィで体表の温度を検査することで、カラダのストレス状態が確認できます。ストレスの治療をすることでカラダの自然治癒力が高まります。
脳への血流を検査する
日常生活で一番多い姿勢で自律神経への血流状態を調べます。コロナ後遺症を引き起こす患者様は、椎骨動脈の血流が低下していることが多いです。
検査結果に合わせてツボを刺激
検査の結果に合わせて、的確なツボを針で刺激していくので、よりコロナ後遺症の回復が高まる鍼治療が可能です。