コロナが治ってしばらくしてから、急にだるさが強く動けなくなりました。集中力もなくなりとても不安でした。コロナの後遺症には他にどんな症状がでることが多いですか?
日本では倦怠感、息苦しさ、筋力低下が多いです。
英国ではだるさ、持久力低下、息苦しさを訴える方が多いです。日本では疲労感・倦怠感、息苦しさ、筋力低下、睡眠障害が多いです。不安や恐怖のストレスで自律神経障害がおこると、思考力・集中力の低下や脱毛が始まることもあります。
コロナ後遺症の症状
更新 2024.01.13
コロナが治ってしばらくしてから、急にだるさが強く動けなくなりました。集中力もなくなりとても不安でした。コロナの後遺症には他にどんな症状がでることが多いですか?
日本では倦怠感、息苦しさ、筋力低下が多いです。
英国ではだるさ、持久力低下、息苦しさを訴える方が多いです。日本では疲労感・倦怠感、息苦しさ、筋力低下、睡眠障害が多いです。不安や恐怖のストレスで自律神経障害がおこると、思考力・集中力の低下や脱毛が始まることもあります。
私が書きました
森上鍼灸整骨院 鍼灸師 宮原 魁都
高校サッカーで全国大会に出場。プロを目指すも高い壁が立ちはだかり、鍼灸の道に進む。運動器疾患の治療を得意とするが、就職先が難病の専門院だったため、再び目の前に高い壁が。ずば抜けた根性と精神力で、院長から課される難題をコツコツとクリアし、今ではコロナ後遺症の鍼治療でも成果を上げている。
WHO(世界保健機関)の定義
「新型コロナウイルス感染症に罹患した人に見られ、少なくとも2カ月以上持続し、他の疾患による症状として説明がつかないもの」とされています。
コロナに感染すると、お医者様の検査で異常が無くても上咽頭、気管、気管支、肺が傷ついているので呼吸器が障害された症状が続くことが多いです。
中程度以上で、パルスオキシメータの酸素飽和度が96%未満になった方は、息苦しさやセキ、タン、疲れやすさが続くことが多いです。胸部のCTで異常が無くても、酸素をカラダに取り入れる機能がさがっているので注意をしましょう。休めば息苦しさは治まるはずなので、息苦しさが軽くなっていくのを気長に待つのが大切です。
脳の中心に炎症がおこると、強い倦怠感で動くことができなくなったり、握力がなくなってペットボトルのキャップすら開けられなくなったりすることがあります。
症状の程度に差があるものの、後遺症を起こしたほとんどの患者様にみられるのは、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労性症候群(ME/CFS)様の症状です。現状でははっきりした診断ができない病気ですが、筋痛性脳脊髄炎は、いわゆる「COVIDアーム」(または「モデルナアーム」)が全身に出たような症状、慢性疲労性症候群は、カラダが重くて動けなくなる症状です。
コロナ感染初期の報道でショックを受けた患者様が、精神障害や自律神経障害を起こしているケースが多いです。
初期の報道では致死率が10%と言われた新型コロナですが、実は軽症の人がカウントされていなかったので1%程度の致死率と言われています。初期の報道の不安や恐怖から、うつ状態になったり自律神経のバランスが崩れて体調不良になったりする方が多いです。できるだけ、同じ時間に起きて、疲れない程度に散歩をするだけで、倦怠感や記憶障害が改善することもあります。
他の鍼灸院には無い検査・治療が可能です。
ゆがみを検査する
免疫力の低下を引き起こすカラダの歪みを確認します。ゆがみが治るとコロナの後遺症が回復しやすくなります。
自律神経の状態を検査する
サーモグラフィで体表の温度を検査することで、カラダのストレス状態が確認できます。ストレスの治療をすることでカラダの自然治癒力が高まります。
脳への血流を検査する
日常生活で一番多い姿勢で自律神経への血流状態を調べます。コロナ後遺症を引き起こす患者様は、椎骨動脈の血流が低下していることが多いです。
検査結果に合わせてツボを刺激
検査の結果に合わせて、的確なツボを針で刺激していくので、よりコロナ後遺症の回復が高まる鍼治療が可能です。