手のしびれは、鍼灸治療で治りますか？

A.しびれ
何らかの原因で血管内の血流が悪化すると、中枢神経や末梢神経に
障害が起こり、力が入らないピリピリした感覚が続くことがあります。
脳疾患などの重病から起こるものから、正座などで一時的に起こるものまでさまざまです。
共通することは、しびれには筋肉の麻痺が伴います。

B.しびれ
胸郭出口症候群やリウマチでは、血液循環が悪化して手にしびれが出ることがあります。
胸郭出口症候群は、なで肩の女性に多い症状で、
肋骨と鎖骨の間で血管を圧迫するため手がしびれます。
リウマチは、血管炎がおきるため血流が低下して手足がしびれます。

C.しびれ
末梢神経が圧迫されると、神経が浮腫を起こしてしびれます。
脊椎で圧迫されると脊髄のデルマトームにしびれと麻痺が出ます。
筋肉で圧迫されると、尺骨神経や正中神経、橈骨神経といった神経単位でしびれと麻痺が出ます。

D.しびれ
脳が原因のしびれは、急激に始まり明らかな麻痺を伴います。
脳梗塞では、朝、起きようとして気が付きます。
薬物が原因のしびれは、手足の先から徐々に始まります。

A.サーモグラフィー
手の血流の異常を検査します。
サーモグラフィーで確認することで、しびれの状態やしびれをそのままにすることで萎縮する筋肉の範囲がわかります。
レントゲンのように被ばくの恐れがありません。

A.神経線維
神経線維は電線と同じ構造で、電気が流れる中心の線維を絶縁体が巻いています。
しびれは、絶縁体がはがれかけた状態です。

B.神経線維
鍼治療で神経線維の血流が改善すると、
末梢神経線維や絶縁体の再生が始まります。
神経線維が修復されると徐々にしびれが改善されます。

星状神経節
首の前側にある交感神経線維の集まりです。
星状神経が興奮すると手の血流が低下してしびれが悪化します。

B.サーモグラフィー
しびれの原因となっている神経や血液循環のわるい場所が確認できます。
レントゲンの様に被ばくの恐れがありません。

モアレトポグラフィー
手のしびれを悪化させる背骨のゆがみや傾きを検査します。
レントゲンの様に被ばく恐れがありません。

手のしびれとは？
手のしびれの原因は、痙性ジストニアによるものです。
同じ部位に痛みがずっと起こります。日によって痛む箇所が違うといってことはありません。

原因
血液循環が原因のしびれ
血液循環が原因のしびれは、手が冷たくなります。

首が原因のしびれ
頚椎症や頚椎ヘルニア、胸郭出口症候群のような首が原因のしびれは、首の動きでしびれが悪化します。

脳や薬の影響で起こるしびれ
手根管症候群では、明け方に手がしびれます。脳梗塞が原因のしびれや、お薬が原因のしびれは、動作で症状が悪化しません。

症状
手のしびれは、麻痺の一種なので筋肉が萎縮して動きが悪くなります。物を落としたり、ボタンをはめられなくなったりするので、早めに治療をしましょう。

モアレトポグラフィー
体の重心バランスを調べます。

体の重心バランスが崩れると、腰に負担がかかり、痛みが強くなります。重心のバランスを整える治療をすることで、自然な体の動きが戻ると足首の健康を取り戻すことができます。

むち打ち症の原因までさかのぼって治療するために必要な検査です。

サーモグラフィー
体温の異常を探します。

筋力の低下や関節炎があると体温の異常として現れるので、全身の体温分布を調べることで、むち打ち症の原因を探します。体温の異常部分を治療することで、筋力の低下や関節炎の原因を治すことができます。また、尿酸やカルシウムの代謝も良くなり、 むち打ち症の原因を治すことができます。

衰えだした体の異常を早期に発見して、健康的な足首を取り戻すために必要な検査です。

エコー

筋繊維の萎縮を調べます。

左右の筋繊維の萎縮を調べることで、脚の衰えが事前にわかります。足の筋肉は第二の心臓と呼ばれ体の循環や代謝にもかかわるので、筋線維の萎縮を事前に治療することで、重心バランスを整え、筋力の低下や関節炎の原因を治すことができます。

体の土台を治療して、健康的な足首を取り戻すために必要な検査です。

オージオグラム
聴力を調べます。

むち打ち症の治療には聴力の測定が不可欠です。オージオグラムは当院にて測定します。オージオグラムの測定にあたり、私たちは、耳鼻咽喉科の先生とは違った角度から聴力の測定をします。

聞こえるかよりも、聞き分けられるかを検査します。

病院での治療

対症療法
整形外科的な治療
手術的治療・・・骨切り術（変形して合わなくなった股関節の適合性を改善）、寛骨臼移動術、人工関節
保存的治療・・・体重のコントロール、筋力強化

保存療法
サポーター、杖を使用して股関節に掛かる荷重を減らします。