腰痛でやってはいけないこと
腹筋運動をすると腰痛悪化するので注意をしましょう。腹筋だけでなく、無酸素運動が入るジムでのトレーニングでも、原因不明の腰痛が悪化することが多いです。痛み止めを使って動くと腰痛が慢性化したり天候の変化でぎっくり腰を繰り返すようになるので注意をしましょう。
ポストポリオ症候群って?
妊娠中、妊婦さんの頭を悩ませる症状の一つに腰痛があります。
立っていても、横になっても痛く、寝返りも打てません。
原因
加齢性の変化で神経が退化したり、関節のかみ合わせ異常で変形が進みます。ポリオでは急性期のあと、残った神経線維が再生ネットワークを作り、ある程度の動きを取り戻します。年齢とともにネットワークをつくっていた神経が退化して、麻痺が進みます。脳性小児麻痺では、長年にわたって関節に異常なストレスをかける事が多いので関節の変形が進み、痛みが悪化します。
上の写真は、右ふくらはぎの血流低下が原因で、身体が右に倒れていくポストポリオです。手で体を支えようとするので手の炎症が広がります。手で体を支えられなくなった時に、歩行が不能となります。
症状
脳性小児麻痺
脳内の血液循環が低下した事が原因で体の麻痺がおこります。麻痺はほとんど分からないものから、歩行等困難な麻痺までありますが、筋肉の力を入れるタイミングがずれるために、50才をこえるころから、関節の変形が進みだす事がしばしばあります。
急性灰白髄炎(ポリオ)
運動神経が集まる部分を好むポリオウイルスに感染することで、足や手が麻痺します。一般的に小児麻痺はポリオの事をさします。1960年ポリオが流行したので、ちょうどその時の患者様が50才以上になって脊髄性ポストポリオ症候群に悩む年代になています。ポストポリオ症候群(PPS)は、年齢とともに運動神経が消滅して麻痺がでます。エコーやサーモグラフィーで確認すると、血管や神経が細くなり、足の温度が低下します。腰痛や足の痛みも出ることがあるので、変形性の腰痛症や脊柱管狭窄症を間違って治療されているケースが多くあります。
モアレトポグラフィー
体の重心バランスを調べます。
体の重心バランスが崩れると、腰に負担がかかり、痛みが強くなります。。重心のバランスを整える治療をすることで、自然な体の動きが戻ると腰の健康を取り戻すことができます。
ポストポリオ症候群の原因までさかのぼって治療するために必要な検査です。
サーモグラフィー
体温の異常を探します。
筋力の低下や関節炎があると体温の異常として現れるので、全身の体温分布を調べることで、ポストポリオ症候群の原因を探します。体温の異常部分を治療することで、筋力の低下や関節炎の原因を治すことができます。また、尿酸やカルシウムの代謝も良くなり、 ポストポリオ症候群の原因を治すことができます。
衰えだした体の異常を早期に発見して、健康的な腰を取り戻すために必要な検査です。
エコー
筋繊維の萎縮を調べます。
左右の筋繊維の萎縮を調べることで、脚の衰えが事前にわかります。足の筋肉は第二の心臓と呼ばれ体の循環や代謝にもかかわるので、筋線維の萎縮を事前に治療することで、重心バランスを整え、筋力の低下や関節炎の原因を治すことができます。
体の土台を治療して、健康的な腰を取り戻すために必要な検査です。
原因を治療する
腰を治療する
身体のインナーマッスルを直接刺激して柔らかくします。固まった関節が柔らかくなるので腰の機能が戻ります。
腰の機能不全が長く続くと、その状態が正常だと脳が記憶するため、腰痛が治らなくなることが有ります。そう言った障害を総合的に治療できるのも鍼治療の特徴です。
体の機能を整える
身体のインナーマッスルを直接刺激して柔らかくします。固まった関節が柔らかくなるので腰の機能が戻ります。
腰の機能不全が長く続くと、その状態が正常だと脳が記憶するため、腰痛が治らなくなることが有ります。そう言った障害を総合的に治療できるのも鍼治療の特徴です。
治療前
治療後
鍼治療をすると、姿勢筋の緊張が取れて自然に重心がそろいます。体全体に均等に負担がかかるので、ポストポリオ症候群を防ぎます。
治療前
治療後
青い部分がストレスで血流が悪い場所です。深部のコアな筋肉のけいれんがとれると、腰の血流が再開されます。関節が正常に動きだして腰痛が良くなります。
※手術後の腰痛が長く続くと、脳が痛みに対して過敏になって、 痛み止めの効かない腰痛になります。早い機会に鍼治療をすることがおすすめです。