突発性難聴の鍼灸治療|東京から通院されて良くなった患者さん

当院について

長野県須坂市にある鍼灸整骨院です。当院は大学病院・総合病院の保険を使った標準治療で治らなかった突発性難聴の患者さん、その後、都内の鍼灸院に通院しても改善しなかった突発性難聴の患者さんを専門に治療する鍼灸院です。

そのため、耳鼻科で行う検査(純音聴力検査〈オージオグラム〉、語音聴力検査〈スピーチオージオグラム〉、ティンパノメトリー、耳管機能検査、アブミ骨筋反射検査)をすべて行ったうえで、内耳への血流状態、ストレスの状態を検査し、治すためのデータを集めて鍼治療を行うことで成果を上げています。

2025年1月~2026年10月の間に、東京都から通院された患者さんは137名です。すべて都内でできる治療を済まされた、発症から1~3ヵ月経過した患者さんです。そのうち、88.3%に聴力・耳鳴り・耳閉感のいずれかの改善がありました。

症例1:【ホテルに連泊して集中治療】東京都 品川区 Y.Kさん(55歳 女性)

東京都 品川区 Y.Kさん(55歳 女性)

現病歴

午前4時ごろ、激しい耳鳴りで目が覚める。その後、町の耳鼻科を受診してお薬をもらう。お薬を飲んでいても調子が良くないので3日後に同じ耳鼻科を受診したところ、聴力がかなり低下していたので、区内の大学病院に紹介状を書いてもらい入院となった。

ステロイドと血液をサラサラにする薬で聴力が回復しないため、鼓膜に注射してステロイドを入れる治療を4回受けても変化なく退院。その後、ネットで調べて当院を見つけ、鍼灸治療のために来院されました。

通院パターン

始めから、ホテルに連泊して3クール(1ヵ月)の治療を連続で受けられました。14回ごとの検査結果をご主人様も同席して確認し、今後の方針を相談しながら治療を進めました。

臨床経過

聴力検査では、来院時、全域でスケールアウトの状態でした。1クールが終わったころから回復が始まり、1ヵ月時点で、平均聴力(3分法)は40dBまで回復されました。なお、ステロイドの内服のあと入院してステロイドの点滴も受けられたので、不眠や肌荒れ、体の冷えといった副作用も出ていました。

サーモグラフィーで見ると、Y.Kさんは体幹と手足の表面温度が低下している状態だったので、ぬるめのお風呂にゆっくり入ることや宿泊先周りでのノルディックウォークも行ってもらいました。

鍼治療をすることで、聴力だけでなく、こうした副作用も徐々に改善され、体調も良くなっているとのことです。

また、スケールアウトの重症例でよくあることですが、反対側(健康側)の聴力の低下がみられることがあります。耳鼻科の保険診療では、25dB程度までは正常と判定されてしまうのですが、Y.Kさんは反対側の耳も20dBほど下がっていたので、現在は、体調管理もふくめて月に2回の治療をされています。

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サーモグラフィー

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オージオグラム(純音聴力検査)

症例2:【新幹線を使って日帰り通院】東京都 世田谷区 M.Kさん(45歳 男性)

東京都 世田谷区 M.Kさん(45歳 男性)

現病歴

少し熱が出たので早めに就寝、夜間強い耳鳴りで目が覚めるがそのまま寝てしまう。翌朝、耳が聞こえないのに気が付く、町の耳鼻科から紹介状をもらい都内の総合病院へ。

通院でも構わないと言われ、仕事もあったため、通院でステロイド点滴終了後、ステロイドの鼓室内投与、高気圧酸素療法をしたが耳閉感が残存。その後、アデホスコーワとメチコバール錠で経過観察。都内の耳鼻科専門鍼灸院で2ヵ月治療、変化なし。

通院パターン

仕事を休めないので日帰り通院。東京~長野間を新幹線(約1時間20分)で、週末の午前中に来院。一日に2回ずつの治療を2クール(1クール14回)受けられました。

臨床経過

発熱後の突発性難聴は、ウイルスが関わっていると考えられています。ステロイドが第一選択になりますが、ステロイドは体温を調節する視床下部に負担をかけるため、使い終わったあとに体が冷えた状態になり、回復が遅れることが多いです。

サーモグラフィーで見ると、M.Kさんも体の表面温度が低下している状態でしたので、突発性難聴の鍼治療、自然治癒力を高める鍼治療、梗塞体質を改善する鍼治療、音響療法(音の方向性やカクテルパーティー効果を改善するリハビリ)を開始しました。

鍼治療をすることで平均聴力(3分法)で30dBまで回復、音の方向性がわかるようになりました。耳閉感も徐々に改善しています。

反対側の耳の聴力も少し低下していたので、現在は、体調管理もふくめて月に1回の治療をされています。

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サーモグラフィー

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オージオグラム(純音聴力検査)

症例3:【旅館に連泊・集中治療】東京都 練馬区 S.Dさん(55歳 女性)

東京都 練馬区 S.Dさん(55歳 女性)

現病歴

朝、めまいとともに発症、当初は難聴があることに気が付かず、都内の大学病院へ緊急搬送された。その後、入院してステロイド点滴終了後、ステロイドの鼓室内投与をしたが、めまいと聴力が改善せず、都内の鍼灸院で1ヵ月治療したが改善しないため、お子さんのすすめで当院へ来院されました。

通院パターン

めまいがあるため、東京~長野間を自動車(高速利用)で3時間ほどかけて、ご主人様と来院。近隣の旅館に宿泊して集中治療。旅館から当院へは無料送迎車を利用されました。

臨床経過

サーモグラフィーで見ると、ふくらはぎの温度が異常に低く、エコーでは椎骨動脈(内耳へ血液を送る動脈の大元)の血流も低下していました。また、ティンパノメトリーと耳管機能検査では、耳管が少し細くなり、空気の通りが悪くなっていました。

突発性難聴の鍼治療、自然治癒力を高める鍼治療、梗塞体質を改善する鍼治療、音響療法(音の方向性やカクテルパーティー効果を改善するリハビリ)、めまいを改善する鍼治療とリハビリをしました。

治療後にめまいのリハビリをすることで、めまいが改善。旅館から近隣のスーパーまで買い物に出かけられるようになりました。その頃から、少し聴力の改善が始まりました。

現在は、週末に新宿からの高速バスを利用して、月2回治療されています。

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サーモグラフィー

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エコー(超音波検査)

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オージオグラム(純音聴力検査)

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ティンパノメトリー

症例4:【日帰り・ホテルに宿泊治療】東京都 江戸川区 M.Hさん(60歳 女性)

東京都 江戸川区 M.Hさん(60歳 女性)

現病歴

夕食後から徐々に耳鳴りと難聴がひどくなり、翌日には全く聞こえなくなる。都内の総合病院で、通院してステロイド点滴の治療、その後、高気圧酸素療法でかえって症状が悪化。都内のチェーン店で回数券を利用して鍼治療をするも、改善しないため、途中で当院へ通院先を変更された。

通院パターン

東京~長野間は新幹線(約1時間20分)を利用し、初診時は日帰りで検査のみで受診、その後、土日を利用してホテルに宿泊して治療。

臨床経過

初診時、今までの治療の効果が出なかった理由を理解。今までの不定愁訴や頭痛、手足の冷えを放置した結果、突発性難聴になったことを納得。その後、自律神経の治療、聴力を回復させる治療、リハビリをすることで徐々に聴力が回復し、平均聴力(3分法)で40dBまで戻りました。

ご自分では気付いていなかった言葉の聴き取りの低下(語音明瞭度)も改善しています。現在、隔週で新幹線を利用して日帰り通院をされています。

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オージオグラム(純音聴力検査)