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お薬で効果がなかったら早めに鍼治療をしましょう

パーキンソン病のよくある質問

パーキンソン病の鍼治療に取り組む鍼灸師 相良 範明

●更新 2025.01.23

  • よくある質問

    パーキンソン病はどんな病気ですか?(東京都 F.O.さん)

    脳の中でドパミンを作る神経細胞が少なくなっていく病気です。ドパミンは幸せを感じたり、やる気を出したり、神経の運動を調整するホルモンなので、少なくなるとうつ状態・意欲がなくなる・手足が震えるなどの症状があらわれ、徐々に行動ができなくなります。

    ドパミンとはなんですか?(神奈川県 M.I.さん)

    脳の黒質で作られるホルモンです。多幸感を感じたり、体のスムーズな動きを調整したりします。量が多くなると、カラダが過剰に動くジスキネジアの状態があらわれ、少なくなるとすくみ足になったり、無感情になったりします。

    認知機能低下や筋力低下はなぜ起こるのですか?(埼玉県 K.T.さん)

    ドパミンは、運動・記憶・意欲・感情などに作用するホルモンですが、パーキンソン病ではドパミンが減少するため、認知機能の低下(認知症)や筋力低下が起こります。また、体が思うように動かなくなると、家に引きこもりがちになりますが、外部からの刺激が得られないため、さらなる認知機能低下や筋力低下が進む要因になります。

    パーキンソン病になりやすい人はどんな人ですか?(東京都 M.N.さん)

    あまり人とコミュニケーションを取らないなどの、脳の刺激が少ない生活をしている人ほど、ドパミンが減少してパーキンソン病になりやすいです。※性格的に真面目な方や、アルコール摂取が多い方も発症しやすいと言われています。また、ご家族の中でパーキンソン病を発症した方がいると、遺伝子の異常が関係している場合があります。

    パーキンソン病の日常生活で気を付けることは?(静岡県 A.S.さん)

    カラダを動かす習慣をつけましょう。転倒するとケガにつながる時は、四つん這いで這うことやカラオケをして喉を使ったり、大きく深呼吸することが効果的です。特にライオンやキリン、ゴリラの歩き方をマネするだけで体調が改善します。じっとしていると症状が進行するので注意をしましょう。

    鍼治療にはどんな効果がありますか?(愛知県 N.I.さん)

    脳内には100種類程度のホルモンが見つけられていて、人はそのホルモンで体調を整えますが、鍼治療はそれらのホルモンに働きかけて、カラダの自然治癒力を高めます。パーキンソン病の場合は、末梢神経を刺激すると脳のホルモンであるドパミンのバランスが整い、運動症状と非運動症状の緩和に効果的となります。

    鍼はどの程度の治療効果がありますか?(大阪府 Ⅰ.T.さん)

    パーキンソン病は良いお薬ができて、お薬のコントロールで状態を維持できます。ただ、体がお薬に慣れて効きが弱くなったり、副作用の起立性低血圧で意識を失ったりすることも多いです。そうした状態にならないように、鍼治療では体のベースを高めて体調を整え、進行を緩やかにする効果があります。

    なかなか通院できないのですが、治療はできますか?(東京都 S.S.さん)

    ご家族の都合や、遠方のため頻繁に通院できない時もご相談ください。ご家族に、家庭でしていただきたい運動を説明致します。外に出ていないと精神的にも負担がかかるので、通院できる時にご家族で通院されると良いと思います。

  • 著者情報

    森上鍼灸整骨院 鍼灸師 相良 明範

    私が書きました

    森上鍼灸整骨院 鍼灸師 相良 明範

    お医者さんの治療で効果がなかった家族の体調不良をきっかけに、鍼灸師になることを志す。感情が表にあらわれにくいが、優しさは人一倍。心と体の不調に悩まれている患者さんに寄り添い、支えになれるような治療を心がけている。