突発性難聴のよくある質問

更新 2026.07.24
著者情報

森上鍼灸整骨院 鍼灸師 相良 明範
【資格・経歴】
・厚生労働大臣認定:はり師/きゅう師突発性難聴の治療歴10年。お医者様の治療で効果がなかった家族の体調不良をきっかけに、鍼灸師になることを志す。
感情が表にあらわれにくいが、優しさは人一倍。心と体の不調に悩まれている患者さんに寄り添い、支えになれるような治療を心がけている。
よくある質問をまとめました

ご予約について
- 予約はどのようにすればよいですか?
当院へのご予約は、すべてお電話にて承っております。
遠方からお越しいただく患者さんが多く、土地に不慣れな状態でのご来院となる場合がほとんどです。
宿泊先の確保まで含めて、確実にご予定を組んでいただけるよう、以下の3ステップでのご予約をお願いしております。
1.お電話での「仮予約」
まずは当院にお電話いただき、治療をご希望される日程をお伝えください。突発性難聴の鍼治療は、1クール14回を集中しておこないます。
1日1回の治療では15日間、1日2回の治療では8日間のご滞在が目安となります。
どなたでも1日2回の治療を選択いただけます。
電話でのご相談を通じて、ご都合に合わせた回数・滞在日数を決めていきます。
※当院は予約制のため、お時間帯によりスタッフ全員が施術や休憩などで電話に対応できないことがございます。
確実にお電話がつながる時間帯は【午前7:00〜午後1:00(13:00)】です。

2.「ホテルのご紹介・確保」
仮予約のお電話の際、滞在日数が決まりましたら、その場で当院近隣のホテルをご紹介いたします。また、長野駅から当院までの無料送迎についてもご案内いたします。
なお、長野市内にご宿泊される場合は、ご予約状況によって送迎をお受けできないことがございますので、あわせてご相談ください。
土地に不慣れな方でも安心してご準備いただけます。
ご紹介をもとに、ご自身でホテルをご予約ください。

3.当院へ再度ご連絡をいただき「本予約」
ホテルの手配が完了しましたら、再度当院へご連絡ください。これをもって「本予約(確定)」となり、スケジュールが正式に決定いたします。
体調へのご負担を考慮し、計画的に治療を進めるための仕組みとなっております。
まずは確実な時間帯(7:00〜13:00)にお電話ください。
- 急に通院できなくなった場合はどうすればよいですか?
体調不良などで通院が難しいと分かった時点で、お電話にてご連絡ください。
なお、送迎車をご予約いただいているケースでは、手配の都合上、前日までにご連絡をお願いいたします。
費用について
- 保険は適用できますか?
突発性難聴の検査・治療は自由診療となります。
ただ、捻挫・筋肉の損傷・慢性的な痛みがある場合、その部位については、保険を使った治療(療養費)の対象となるケースがありますので、保険証はお持ちください。
- 予算の範囲で治療ができますか?
検査結果をもとに、お一人おひとりに合わせたお見積りを作成いたします。
当院では検査結果に基づき、ご予算に応じて治療範囲を決めることも可能です。
また、治療を進めていく中で、お見積りの内容を見直すこともできます。
ご予算について気になる点がございましたら、ご相談ください。
- カードはつかえますか?
お支払いは現金のみとなっております。
療養費(保険)を扱う関係上、現金でのお取り扱いとさせていただいております。ご不便をおかけいたしますが、ご了承ください。

ご来院・滞在について
- 何分前に来院すればよいですか?
初診の方は、予診票のご記入などがございますので、20分前にはご来院ください。
- 治療間隔はどのようになりますか?
まず1クール(14回)の鍼治療を集中しておこない、その後検査をして治療の効果を確認します。
検査結果をもとに、今後必要と考えられる治療回数を当院からご提案いたします。
ただしその後の通院ペースは、ご提案をもとに、患者さんが実際に通院できる範囲をご相談しながら一緒に決めていきます。
ご家族の事情やお仕事などにより、毎回同じ間隔で通院することが難しい方もいらっしゃいますので、無理のない範囲で治療を継続いただくことが何より大切です。
- 治療にあたり、必要なものはありますか?
お薬手帳をお持ちください。
アプリで管理している方は、二年前までさかのぼってお薬の資料をプリントアウトしてお持ちください。
方法が分からない場合は、お手伝いできますので、来院時にお申し付けください。

- どんな服装がいいですか?
普段の服装でお越しいただいて結構です。
当院で診察着をご用意しておりますので、来院後にお召し替えいただきます。
ベッドは個室となっておりますので、お着替えの際だけでなく、治療中も周りの目を気にせずお過ごしいただけます。
- 待ち時間はありますか?
通常は予約のお時間どおりにご案内しております。
ただし、他の患者さんへの急なご説明やご相談などが入った場合には、お待ちいただくことがございます。
- 皆さん、どんな手段で通院されていますか?
患者さんによって様々ですが、初めはご家族と一緒にお車で来院される方が多いです。
お一人での通院の場合は、列車をご利用される方もいらっしゃいます。
その後、お一人でお車で通院される方も多くいらっしゃいます。
- 無料送迎は使えますか?
一日に複数回治療される方は、長野駅から当院までの無料送迎をご利用いただけます。
長野市内にご宿泊される場合は、ご予約の混雑状況によって送迎をお受けできないことがございます。
詳しくは、ホテルをご検討の際にご相談ください。
- 駐車場はありますか?
当院専用の駐車場(30台分)をご用意しております。
車椅子の乗り降りもしやすい広さを確保しております。
院内も完全バリアフリーとなっており、車椅子でも安心してお過ごしいただけます。
- 待合室で飲食はできますか?
食べ物のお持ち込みはご遠慮いただいております。
お飲み物につきましては、待合室に設備がございますので、コーヒーや紅茶などを無料でお召し上がりいただけます。
- 付き添いの家族は、治療中どこで過ごせますか?
待合室にゆったりとした腰掛けをご用意しております。
付き添いの方の専用スペースはございませんが、こちらでお待ちいただけます。
また、車で20〜40分ほどの範囲には、イオンモールでのお買い物や、ゴルフの練習、日帰り温泉施設など、過ごし方の選択肢も多くございます。
季節によっては、りんごやシャインマスカット、栗などの特産品を求めて足を運ばれるご家族も多いです。

病気に関する質問
- 鍼治療はどんな効果がありますか?(東京都 T.S.さん)
副作用がなく、全身の血管拡張・血流改善作用、神経・シナプス再生作用があると考えられ、内耳血流障害を改善させて、同時にラセン神経節細胞~有毛細胞間のシナプス結合の修復を促すことで突発性難聴を改善する効果が期待されています。
- 鍼治療の効果が出るまでの期間はどのていどですか?(静岡県 M.S.さん)
早い患者さんで7回程度の鍼治療で効果が出ることが多いです。ただし、突発性難聴の重症度により違います。また、発症からどの程度の時間が経過しているかによっても変わって来ます。
- 鍼治療を受ける上で注意はありますか?(埼玉県 H.K.さん)
保険医療のように、標準治療はありません。鍼灸師により、治療法も、治療部位も、治療費も全く違うため治療結果に大きな差が出ます。ご自分の重症度と同じ患者さんが多く通院しているかを確かめて鍼灸院を選ぶことが大切になります。
- 突発性難聴が鍼治療で治らないことはありますか?(新潟県 K.I.さん)
お医者様の治療で効果が無かった患者さんが鍼治療を希望されることが多いので、思ったように聴力が回復しないケースもあります。そうした場合でも、音楽療法と鍼治療のリハビリで気にならない程度まで症状を改善できることが多いです。突発性難聴でお困りのことは何なりとご相談ください。
- 突発性難聴は1日で治ることがありますか?(東京都 T.N.さん)
突発性難聴は、原因が確定できない高度の感音性難聴なので1日で治ることは難しいと思います。突発性難聴に似た症状のある病気で耳管狭窄症や耳管開放症、蝸牛メニエルでは1日で良くなってしまうことがあるかもしれません。突発性難聴では軽度のものでも、1週間程度の治療が必要だと思います。
- 突発性難聴は再発することがありますか?(静岡県 K.T.さん)
以前は、原因不明の高度の片耳難聴と定義されていたので再発を確認することができなかったのですが、診断基準が変わり、隣り合う3周波数の音に対して、それぞれ30デシベル(dB)以上の聴力低下が72時間以内に生じたもの、と定義されたため、再発を確認されることが多くあります。当院に来院されている患者さんは、2割程度の患者さんが再発を経験しています。また、1割程度の患者さんが逆耳も突発性難聴になっています。
- 突発性難聴の音の響きはよくなりますか?(東京都 H.G.さん)
重度の感音性難聴の場合、音が聴き取れないにもかかわらず、音が響いて苦痛を感じることがあります。そうした聴覚補充現象も鍼治療で良くなることが多いです。鍼治療と音響療法を併用することで音の響きが改善することが多いのでご相談ください。
- 突発性難聴が鍼治療で悪化することはありますか?(愛知県 T.M.さん)
耳はカラダの圧力センサーでもあるので、気圧の変化で突発性難聴の症状が悪化することがあります。そうしたタイミングと鍼治療をするタイミングが合うと、鍼治療で突発性難聴が悪化したと心配される患者さんもいます。心配なことは担当の鍼灸師に遠慮なくご相談ください。
- 時間が経ってから治療を受けても良くなりますか?(神奈川県 Y.G.さん)
ステロイドの治療とは違い、時間が経過しても症状が改善することが多いです。ステロイドホルモンとは違ったホルモンの作用でカラダが回復するためだと思います。一般的に鍼治療は自然治癒力を高めると言われているので、回復する状態から考えると成長ホルモンやインスリン様成長因子が関与している可能性が高いです。
- 突発性難聴の鍼灸の頻度はどのくらいで通院しますか?(埼玉県 K.Y.さん)
当院の場合、発症から3か月は回復の可能性が高いので、毎日通院される患者さんが多いです。発症から3か月以上経過した患者さんは、週2回程度で治療をします。
- 毎日通院できないのですが効果はありますか?(神奈川県 Y.M.さん)
治療後、1時間ほどの間隔を開ければ、1日に数回治療をできるのでご相談ください。突発性難聴で遠方からご来院される患者さんは、1日に3回治療をされて帰られる方も多いです。
- 保険は適応できますか?(東京都 T.Iさん)
突発性難聴の鍼治療は保険適応外での治療となります。首の捻挫等で難聴や耳鳴りの症状が出るケースがあります。そうした場合は首の捻挫の治療に対しては療養費での保険適応ができるケースがあるので、念のために保険証をお持ちください。
- rhoキナーゼ阻害剤の治療はどんなものですか?(神奈川県 T.Sさん)
rhoキナーゼは、血管を収縮させる酵素の一種です。rhoキナーゼ阻害剤は30年前から開発されましたが副作用が強いため使用は限られていたようです。rhoキナーゼ阻害薬は静注薬が脳血管痙攣抑制の保険適応を持つファシジルのみで、ファシジルを使った突発性難聴の治療については、患者さんが参加する臨床研究として大阪大学医学部付属病院と連携病院で行なわれました。10人が参加して9人が完全回復(平均で90%の回復)になったとのことです。