少しでも早く聴力の回復を目指したい方へ

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突発性難聴の鍼治療に取り組む鍼灸院が解説する
後悔しない治療院の選び方

突発性難聴の鍼治療に取り組む鍼灸師 宮原 魁都

更新 2026.07.18

突発性難聴の鍼灸院は、どう選べば良いですか?

突発性難聴の鍼治療におすすめの鍼灸院を教えてください。石川県 T.S.さん

1週間前の朝、急に右耳が聞こえにくくなり、
耳鳴りと耳が詰まった感じが続いています。

耳鼻科で「突発性難聴」と診断され、今はステロイドの治療を受けています。

少しでも聴力を取り戻したいのですが、鍼治療も受けたほうが良いのでしょうか?

石川県 T.S.さん

まずは耳鼻科での初期治療を受けられているとのこと、とても大切な判断です。

突発性難聴は、発症からできるだけ早く治療を始めるほど回復が見込めます。鍼治療は、内耳への血流を促し、体の回復力を後押しする目的で、耳鼻科の治療と並行して行うことをおすすめしています。

私たちの鍼灸院では、全身や首・肩まわりの血流を調べながら治療を行ってきました。通院が可能であれば、1日でも早くお越しいただくことで、より力になれると思います。

鍼灸師 宮原 魁都

  • この記事の執筆者

    森上鍼灸整骨院 鍼灸師 宮原 魁都

    森上鍼灸整骨院 鍼灸師 宮原 魁都

    【資格・経歴】
    ・厚生労働大臣認定:はり師/きゅう師

    突発性難聴・耳鳴りの鍼治療に従事

    高校時代にサッカーで内側側副靭帯断裂を経験。鍼灸治療に興味を持つ。

    突然の不調で不安を抱える方の気持ちに寄り添いたいとの思いから、鍼灸治療に取り組んでいる。

  • 突発性難聴

    突発性難聴は、はっきりとした原因がないまま、ある日突然に片耳(まれに両耳)の聞こえが低下する病気です。耳鳴りや耳が詰まったような感じ(耳閉感)、めまいを伴うこともあります。

    このページでは、耳鼻科での治療と並行して行う突発性難聴の鍼治療について解説しています。
    ※突発性難聴は発症からの時間が短いほど回復が見込めるため、まずは耳鼻咽喉科での早期治療が最優先です。

  • 私たちの鍼灸院の特徴

    良いところ(強み)

    病院での聴力検査や治療経過とは別の角度から、患者さんの主観だけに頼らず、自前の検査機器による「客観的なデータ(体温・血流の分布)」を治療の指針にしています。

    突発性難聴は、同じ診断名でも回復の経過に大きな個人差があることが知られています。その違いを数値で捉え、一人ひとりに合った治療で、少しでも早い聴力の回復を目指します。

    森上鍼灸整骨院でおこなう聴力検査と全身検査

    悪いところ(弱み)

    このような検査機器を持つ鍼灸院は、そもそも全国的に見ても極めて少ないのが実情です。

    また、院内独自の検査のため、耳鼻科で行う純音聴力検査などのデータとは指標が異なり、直接比較することが難しい点もあります。

  • 私たちの鍼灸院の治療

    脳への血流を調べる

    通常は寝た状態で検査するのですが、起きている状態で小脳に向かう椎骨動脈の血流を確認します。

    脊髄小脳変性症で進行が早い患者さんは、血流が低下していることが多いです。

    当院では、小脳の代謝を上げることを期待して、首から小脳へむかう血流を改善する鍼治療をしています。

    POINT

    突発性難聴の鍼灸治療前のエコー画像|椎骨動脈の血流に異常が見られる状態(治療前)
    突発性難聴の鍼灸治療後のエコー画像|椎骨動脈の血流に異常が改善し、血流を確認できる状態(治療後)
    治療前治療後

    【突発性難聴のエコー画像】

    全身・内耳の血流を調べて鍼治療をする

    カラダの血流の低下や、表面温度の異常を調べて鍼治療をすることで、内耳への血流を促し、突発性難聴の症状の改善を目指します。

    POINT

    • 難聴の改善
    • 内耳への血流改善
    • 睡眠の質向上と身体の回復力向上
    突発性難聴における血液循環の検査(治療前)
    突発性難聴における血液循環の検査(治療後)
    治療前治療後

    首・肩まわりの血流を調べて鍼治療をする

    内耳へ向かう血流は、首や肩まわりの緊張の影響を受けやすいと考えられています。首・肩の血流やコリの状態を調べて鍼治療をすることで、内耳の環境を整え、突発性難聴の回復を後押しします。

    POINT

    • 難聴(聞こえにくさ)の改善
    • 耳鳴りの軽減
    • 耳閉感の改善
    突発性難聴における首・肩まわりの血流の検査(治療前)
    突発性難聴における首・肩まわりの血流の検査(治療後)
    治療前治療後

    筋肉の緊張状態を調べる

    突発性難聴では、思ったところに手足を持っていけない測定障害が出ます。

    突発性難聴の進行が早い患者さんは、手足や舌の緊張が高まり温度が低下していることが多いです。

    低温の筋肉に鍼を電極に使って低周波を流すことで、筋肉の動きを改善する鍼治療をしています。

    POINT

    突発性難聴で、ふくらはぎの温度が低下したサーモグラフィー画像(治療前)
    突発性難聴で、鍼治療によりふくらはぎの温度が戻ったサーモグラフィー画像(治療後)
    治療前治療後
  • どうしても通院が難しい方へ

    耳鼻科の診断・投薬の方針と歩調を合わせて施術を行うことで、医療との方針のズレなく取り組めるという安心感があります。

    当院への通院が難しい場合は、以下のような基準で鍼灸院を選ぶことをおすすめします。

    医師主導の機関(大学病院・漢方外来など)

    主治医の診断、投薬、治療方針と一致した状態で施術が行われるため、医療方針とのズレがないという安心感があります。ただし、治療方針は医師の管理する範囲に沿うため、独自の検査や視点を加えることは難しい面があります。

    大学病院の外観を現した画像

    単独の鍼灸院(街の一般的な治療院)

    患者さんの日々の不安やつらさに寄り添うことに特化しています。ただし、専門的な検査機器を持たない院が多く、血流の状態などを数値で把握しながら治療を進めることは難しい面があります。