鍼はパーキンソン病に
多くの成果を上げています。
鍼はパーキンソン病に多くの成果を上げています。
よくある質問
更新 2025.01.29
脳の中でドパミンを作る神経細胞が少なくなっていく病気です。ドパミンは、幸せを感じたりやる気を出したり、神経の運動を調整するホルモンですが、少なくなるとうつ状態・意欲がなくなる・手足が震えるなどの症状が現れます。
脳の黒質で作られるホルモンです。多幸感を感じたり、体のスムーズな動きを調整したりします。量が多くなると、カラダが過剰に動くジスキネジアの状態があらわれ、少なくなるとすくみ足になったり、無感情になったりします。
末梢神経を刺激するので、脳のホルモンバランスを整えることができます。脳内には100種類ほどのホルモンがあり、人はそのホルモンで体調を整えますが、その1つがドパミンです。
パーキンソン病は良いお薬ができて、お薬のコントロールで状態を維持できます。ただ、お薬に慣れてしまって効きが弱くなったり、副作用で起立性低血圧で意識を失うことも多いです。
そうした状態にならないように、鍼治療では体のベースを高めて体調を整えることや、進行を緩やかにする効果があります。
治療間隔は患者様に応じて異なりますが、おおむね1週間に1回~2回の治療をおこない、1~2か月に1回サーモグラフィーとエコーで、筋肉の代謝状態と線維の太さを調べることが多いです。
ご家族様の都合や遠方のため、頻繁に通院できない時もご相談ください。ご家族様に家庭でしていただきたい運動を説明致します。
外に出ないと精神的にも負担がかかってしまうので、通院できる時にご家族で通院されると良いと思います。
じっとしていると症状が進行するので、カラダを動かす習慣をつけると良いです。
転倒するとケガにつながる時は、四つん這いで這うことや、カラオケをして喉を使ったり、大きく深呼吸することが効果的です。特にライオンやキリン、ゴリラの歩き方をマネすると体調が良くなることがあります。
私が書きました
森上鍼灸整骨院 相良 範明
お医者様の治療で効果がなかった家族の体調不良をきっかけに、鍼灸師になることを志す。感情が表にあらわれにくいが、優しさは人一倍。心と体の不調に悩まれている患者様に寄り添い、支えになれるような治療を心がけている。