多系統萎縮症には
鍼治療とリハビリが効果的です

多系統萎縮症には鍼治療とリハビリが効果的です

多系統萎縮症の症状

多系統萎縮症の症状について説明する鍼灸師 吉池 弘明

更新/2024.08.22

多系統萎縮症の症状について教えてください。

東京都 S.K.様

いろいろな病院で診断をしていたのですが原因不明で、先日、多系統萎縮症と診断されました。多系統萎縮症はどんな症状が出るのですか?また、どんな症状に注意をしたらいいのですか?

東京都 S.K.様

自律神経失調の症状が強く出ると、急激に悪化するので注意をしましょう。

多系統萎縮症の初期は、おねしょをするようになったり、階段からおちたり、字が下手になったりすることが多いです。脳の萎縮は早期に発見できないことが多いので、いろいろなお医者様を回ることがあります。

貧血で倒れることや、夜間、寝ている時に夢に合わせてカラダが動くこともあります。

鍼灸師 吉池 弘明

多系統萎縮症の初期症状

悪化する症状を見逃さない様にしましょう!

自律神経障害、小脳性運動失調、パーキンソンニズムの三つの症状が出ます。多系統萎縮症は進行性の難病ですが、進行具合に大きな個人差があります。初期の症状を見逃さずに治療やリハビリをすると症状の進行を抑えることができます。

鍼灸師 吉池 弘明

私が書きました

森上鍼灸整骨院 鍼灸師 吉池 弘明

多系統萎縮症の治療経験37年。医師とは異なる検査【医療用サーモグラフィ】を取り入れ、のべ20万人を検査、治療成果を上げる。自らを「サーモグラファー」と命名。多系統萎縮症の鍼治療に欠かせない、自律神経・ストレス状態をデータから読み解き、患者様ひとりひとりに合わせた治療を行っている。はり・きゅうの日生まれ62歳。